医療施設の実験機用防音カバーを施工@兵庫〜採寸から設置まで全国的に対応
皆様あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い致します。今年のお正月はネットで動画を見てゴロゴロしてしおり少し太ってしまいました。頑張って運動したいとおもいます。
さて、本日ご紹介しますのは「実験機用防音カバー」です。実験機の騒音でお悩みの方がいましたら是非1度お読みください。
採寸から設置まで一貫したサービスを提供
今回ご相談下さったのはとある機械メーカーの方でした。新設の医療施設に導入する機械からの音が大きいため、環境改善のために防音に乗り出したそうです。今回の設置場所は兵庫県でした。防音カバーを作製するにあたり、配管がどこから伸びているのか、メンテナンスが必要な箇所はどこなのか確認する必要があるため、1度現場にお伺い致しました。
採寸後社内で作図をし、承認を頂いてから実際に加工に入るといった流れでした。最上部の写真が実際に作製した防音カバーとなっています。承認を頂いてからおよそ2週間での作製となりました。
今回は正面に配線用の切り欠きと、操作用の窓付き子扉をお客様からの御要望で設置いたしました。また、熱籠もり対策として上部と側面に開口及びサイレンサーを取り付けております。
側面のサイレンサーについてですが、本体からの排気量が多いとのことでしたので、上下に空気の逃げ道を設けております。普段は下方向にのみ逃げるようにしているのですが、排気の効率向上のために増やしております。
今回は実際に現場に再度お伺いして、設置まで弊社で行わせて頂きました。ビスでの組み立て、余裕を持った開口部の余分スペースの隙間埋めまで行いました。搬入から施工の完了までおよそ3時間程でした。
『一人静タイプD』を使用し設置後は10dBの騒音低減に成功
施行後の音響測定より、85dBから75dBの低減に成功いたしました。10dBの低減により、人の耳には半分程の音量に聞こえるとのデータがございます。お客様にもご満足頂くことができました。
今回は熱が発生しやすい機械でしたので、熱籠もり対策として『一人静タイプD』を用いて作製いたしました。スタンダード商品である『一人静タイプA』の芯材をアルミにすることで熱を逃がしやすい仕様にした製品となっています。
重量は『一人静タイプA』とほとんど変わらず、原反の1000×2000mmのサイズで約16kgとなっており、男性であれば1人で持てる重さとなっています。これにより一般的な防音材よりも短い工期で導入が可能です。
弊社の製品は様々な状況に対応が可能となっています。試験機以外でも騒音でお悩みの方がいましたら是非弊社にお問い合わせください。