『一人静タイプL』を使用した簡易無響ボックスを製作~音響試験コストを大幅に削減
みなさんこんにちは。製造部の大澤です。
先日久しぶりに友人たちと麻雀を打ちました。最近の私たちの行きつけは、武蔵小杉駅から徒歩5分~10分ほどの場所にある百じゃんという雀荘です。この雀荘にはおもしろい仕組みがありまして、なんと麻雀卓が100円玉を投入すると動きます。私たちは11時ごろから21時ごろまで遊ばせて頂いたのですがなんと1人あたり1600円ほどの場代でした。とても安い場代で長く遊べるのでとてもおすすめです。
さて、今回は私が最近製作しました、簡易無響防音ボックスのご紹介です。
防音ボックスの仕様
- 仕様パネルは『一人静タイプL』
- 扉以外は一体型仕様
- 幅500mm×奥行500mm×高さ500mmの立方体
- 正面扉はパチン錠にてロックが可能
- 背面に配線通し用の切欠き加工
小型で持ち運び可能
試験体を音響試験する際など必要な条件として、反響しない状況を作ることが挙げられます。試験体にマイクを向けていても、周りから反響することで正確なデータを取ることが難しい場合、試験部屋一面を防音材で覆うなど、反響しない無響室が必要になってきます。そうなると、コストがかかるだけでなく、専用の場所も用意しなければなりません。そのような場合にこちらの簡易無響ボックスがあれば、コストを大幅に削減でき、保管も容易になるため、再利用も可能です。
コンプレッサーやポンプなどの機械にも応用可能
今回製作した簡易無響ボックスを応用し、コンプレッサーやポンプ、ファン、さらに機器の一部にも小型の防音ボックスを取り付けすることも可能です。配線部分は切欠きにして、隙間を作らないように設置することができます。また、完全な囲いですと、熱籠もりが懸念点となるかと思いまが、弊社の防音パネルには『一人静タイプD』という伝熱性のあるパネルのご用意もあります。こちらを採用することで熱を逃がすことができるほか、ファンを取り付けることもできますので、防音と熱問題を同時に解決することができます。
お気軽にお問い合わせください
今回は『一人静タイプL』を用いた簡易無響ボックスのご紹介となりました。
防音対策導入にあたり、どのような仕様にするのか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。具体的な話でなくとも些細な相談でも問題ございません。騒音対策や防音工事等のご相談は、ご気軽にお問い合わせください。