建設現場のコンプレッサーの騒音対策@東京都~コの字型の防音壁により区の条例&騒音苦情をクリアに
こんにちは、ソリューション事業部のHです。
最近また体重が増えてしまい、ピーク時77kgと大変おデブさんになってまいりました。簡単に行えるダイエット方法をYouTubeで見て勉強しましたが、3日も続きません。美味しいラーメンは3日続けて食べてしまいます。これでは太ってしまうのも当たり前ですね。
余談はさておき、今回はコンプレッサーの騒音対策についてです。
コの字型の防音壁で囲う方法を採用
某建設現場で使用するコンプレッサーの騒音対策を行いました。こちらの現場では、このコンプレッサーを使用しないと作業が止まってしまう為、朝から夜まで騒音が発生しており、近隣の住民から苦情が相次いでいたとのことです。
今回の対象は1台だけではなく4台が同時稼働しておりました。騒音レベルとしては、直近で75dB程あり、敷地境界線では60dB程でした。区の条例では夜間55dB以下にしなければならないという課題ある為、安全値を見て50dB以下になるよう、騒音対策をおこないました。
具体的な対策方法としましては、コの字の防音壁で囲う方法を採用しました。1面にて対策するよりもコの字の方が、音の回り込みが少ない為、その分減衰効果が期待できます。また、コの字の形状にすることで安定感が増しますので、防音壁の強度的にも良い方法となります。結果、敷地境界線で60dB程あった騒音が48dBまで下がり、区の条例をクリアすることができました。また、近隣住民からの苦情も無くなったとの事です。
防音壁の減衰シミュレーションが可能
防音壁を設置する際、気になるのは設置後の減衰値です。今回のように区の条例等が決まっている場合には、その騒音レベルをクリアできるのか、対策前には知っておく必要があるかと思います。
弊社の場合、防音壁を建てた際にどの程度まで騒音が減衰するかをシミュレーションすることが可能です。下記URLよりだれでも簡単にできますので是非ご確認ください。
関連ページ:防音シミュレーション
パネルの貸出により実際の減衰効果を実感可能
上記のような騒音シミュレーションを行うことで、数値的には安心して頂けるかと思いますが、実際どのくらいの大きさで聞こえるか、対策後はどのように設置状態になるか等は、実際に防音パネルを置いてみないと、シミュレーションだけでは分からないことも多いです。弊社では防音パネルの貸出が可能ですので、そのあたりのモヤモヤも打破できます。
関連ページ:防音パネル・防音BOX貸し出し
また、貸出用の防音パネルのサイズは、最大で幅1000㎜×高さ2000㎜です。キャスターが付いていますので、移動も簡単にすることができ、複数箇所で実践いただくことも可能です。更に、連結用の枠材も同梱しております。こちらを使用することにより、防音壁の距離を出すことが可能です。
こちらのサービスは数にかぎりもございますのでご検討の方はお早目にお問い合わせください(有償のサービスとなります)。