一般住宅の室外機の騒音対策~『一人静タイプD』を使用した防音BOXで熱籠りも低減
みなさんこんにちは。ソリューション事業部のTです。
母親の乳がんがステージ4になりました。とても心配ですが、母は12年前にも乳がんを患った際、驚異的な回復を見せてくれた過去があるので、今回も大丈夫だと信じて応援したいと思います。一方私は自炊をしないので毎週末は夕飯ついでに飲みに行くことが多いのですが、つい先月は隣の席のお客さんと仲良くなり一緒に飲んでいたら朝9時になってしまいました。
帰りは自転車を漕ぐことができず転んでしまった時に、スーツに穴が開いてしましたが、買いに行く時間とお金が無いためこのまま履き続けようと思います。余談は個々までにして、本題に移りたいと思います。
一般住宅の給湯器の防音対策
寒さも増し、エコキュートや室外機を使用することが増えたのか、防音対策のお問い合せが増えてきましたので、事例をご紹介したいと思います。
とあるお客様より「室外機の音がうるさいと隣人からクレームが入った。関係が悪くなる前に騒音対策をしてほしい。」とのお電話を頂きました。
そこで、騒音対策として弊社の吸遮音パネルを使用した防音BOXを製作することになりました。こちらのお宅には室外機が二つ並んでおり、二つの室外機が同時に稼働することで、さらに騒音が増すという状況でした。価格的には2台をいっぺんに囲う方法をとる方が安いのですが、それぞれを囲った方が効果は良いため、お客様と相談し両方の室外機に対策を施すということになりました。
防音BOXと騒音減の間にスペースを空けている理由
サムネの実際に設置したときの写真を見ていただくと、通路が狭いことが分かると思います。室外機と防音BOXの間にある程度の空間を入れているために、このような狭さになってしまいます。空間を入れている理由としては、防音パネルと騒音源を密接させてしまうと、室外機の振動でパネルも一緒に振動してしまうからです。共振すると防音効果は、非常に少なくなってしまいます。騒音源と防音パネルの間には、ある程度の空間を作るというポイントは、他の防音対策でも同様になります。
分解可能な組み立て式の防音BOX
給湯器の室外機は家の裏の狭い場所にありました。今回製作した防音BOXは、狭いところでも設置できるよう、組み立て式に致しました。分解して運び入れ、実際に設置する場所で組み立てられるという利点があります。また室外機のメンテナンスや移設の際にも分解できるので、解体して再度購入する必要がありません。
放熱パネルによって室外機への負荷を低減
本案件は「一人静タイプD」を採用しております。本来、防音パネルはグラスウールやウレタンを使用するため、断熱性能が非常に高いですので、室外機の熱が籠もってしまい故障の原因となります。当社のパネルは放熱作用があるため、内側の熱を外へ逃がしてくれるため熱籠もりを低減してくれます。合わせて上部の開口もあるため、更なる放熱を促しております。
弊社は企業の方だけではなく、個人の方のご相談にもお答えいたします。近隣の方との音に関するトラブルがございましたら、ぜひ弊社にご相談ください。また、より簡易的な室外機対策については、下記をご覧ください。