2022-09-28

真空ポンプユニットの騒音対策～分割可能なパーティション式の防音壁でメンテナンス性を向上

みなさんこんにちは、製造部の横山です。

地元の友達から数年ぶりに連絡が来て、なんだろうと思いましたら、結婚式をする予定なので出席して欲しいという、とても嬉しい連絡でした。コロナウイルスが流行る前はよく遊んでいたのですが、交流機会が減っても招待してくれる事と朗報の2つで凄く良い気分になりました。

余談はここまでにして。

今回は「真空ポンプユニット用防音壁」をご紹介したいと思います。

真空ポンプユニットの騒音対策

今回ご相談を頂いた内容は、社内の労働環境の改善を進めており、真空ポンプユニットの稼働音が近くの社員へ悪影響が出ているので防音対策を施したいと、弊社にお問い合わせを頂きました。

本案件では、製作に辺り事前に現場の方にお伺いし、騒音測定と寸法測定を行いました。騒音測定から中音域から高音域の音が多いことがわかりましたので、防音パネル「一人静タイプA」を用いて防音壁をご提案･製作いたしました。

防音壁を設置するに辺り、お客様と打ち合わせを進めていく中で、部分的に点検を行う為、メンテナンス性を良くしたいとのご要望がございましたので、製作を進める防音パネルの形状をパーティション式の防音パネルを組み合わせた形とし、更に弊社は2つの仕様を提案いたしました。

1つ目のご提案は、機械上部だけの点検を行うことがあるという事なので、パーティション単体を上下で分割可能にすることです。枠材により、上下での分割が可能となり、パーティション全体を動かすことなく上部の点検作業を行うことが容易となります。

2つ目のご提案は、パーティションの脚を固定脚ではなく、キャスター脚にすることで、移動を容易にすることです。パーティション単体での移動はもちろん、2つ3つ繋がった状態での移動も可能です。

上記の弊社よりご提案させて頂いた仕様でお客様に納得をして頂きましたので、製作を進めていきました。今回の防音壁の仕様や製作期間は下記となっております。

本案件の防音壁は弊社にて設置を行ない、製作を行った防音パネルを立てて、枠材にて固定を行い、設置する形となりました。

今回は「真空ポンプユニット用防音壁」をご紹介させていただきました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。騒音対策・防音工事等のご相談はなんでもご気軽にお問い合わせください。