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株式会社静科

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    2022-08-17

    工場内の超音波機器用防音ボックスを製作~放熱性のあるパネル「一人静タイプD」を選定

    こんにちは、製造部です。

    皆さまお盆休みはどのように過ごしたでしょうか。私は全自動麻雀卓を購入した友人の家でひたすら麻雀をする連休でした。連休明けの出勤に怠けた体が堪えるとは思いますが、なんとか乗り切っていきましょう。

    さて、本日の記事では「工場内の超音波機器用防音ボックス」についてお話したいと思います。

    超音波機器向け防音ボックス

    さっそくですが製作した防音ボックスの仕様をご紹介いたします。

    • 1m×2m×1mのボックス1台、1m×1m×1mのボックス1台の計2台
    • パネルには放熱タイプの「一人静タイプD」を使用
    • ボックスはビスにて組立・解体が可能
    • バラしたパネルは専用のスタンド(脚)を使う事で様々な形状にて独立使用が可能

    今回はサイズ違いのボックスを1台ずつ製作いたしました。

    中に入る超音波機器が熱を発するというご相談がございましたので、内部にアルミハニカムを搭載した放熱性防音パネル「一人静タイプD」をパネルに選定いたしました。こちらは通常のタイプAに比べ放熱性がありますので、熱対策が必要な場合におすすめの防音パネルになっております。

    防音ボックスは専用のフレームとビスが付属されており、ドライバーにて組立が可能です。

    比較的シンプルな形状のボックスにはなりますが、念のため組立て手順書も一緒に送付させて頂きました。手順書は実際に工場内で仮組みした際の写真を使用して作成しているので、初めての方でも比較的分かりやすく設置イメージができるかと思います。

    ボックスを解体してパネル単体での利用も可能

    お客様からご要望があり、ボックスを解体させてパネル単体にバラした際にもパネルを有効活用できるように専用のパネルスタンドを付属致しました。スタンドに立てて使うことで遮音壁として利用したり、L字型やコの字型に設置するなど、使用者の都合に合わせて様々な形状にカスタマイズできるのがメリットです。

    常設された機械などに使用するには不要にはなりますが、常にボックスを置いておく必要がない場合にはこのような使い方も可能となります。

    逆に、普段はキャスターや脚で設置している防音壁をいざというときはボックス型に変形させて使う、といった技も予めご相談があれば可能です。「こんな変形ができればいいのに」「こんな形にしたい」といったご要望にもお応えできるよう日々精進しておりますので、何かお困りごとがあればお電話やお問い合わせフォームにてお気軽にご相談頂ければと思います。