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株式会社静科

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    工場屋外のコンプレッサーの騒音対策~天板を開閉&固定できる防音カバーを制作

    皆さんこんにちは。製造部の花田です。先日九州の実家から荷物が送られてきました。中に「うまかっちゃん」という九州民ならおなじみの袋めんが入っていました。懐かしさもあいまってすぐに食べきってしまいました。たまに関東圏のスーパー等にも置いてあるようなので、見かけたら是非食べてみてください。

    さて、今回ご紹介しますのは「コンプレッサー用防音カバー」です。コンプレッサーの騒音でお悩みの方がいましたら是非ご一読下さい。

    屋外のコンプレッサーを防水パネルで対策

    今回ご相談下さったのは、とある建設会社の方でした。新設の工場の屋外にコンプレッサーを設置するため、騒音対策をしたいとのことでした。屋外に設置するため、近隣住民の方とのトラブルが考えられます。そこで事前に対策をしておきたいとのことでした。

    しかし、設置する場所が屋外ということでとある問題が発生します。それは、ほとんどの防音材が「雨に弱い」ということです。防音材として代表的なグラスウール等は、雨にさらされると内部に水が浸透し、防音効果が落ちてしまいます。

    そこで弊社の製品が活躍いたします。弊社の製品は全体が特殊コーティングされたアルミで覆われています。そのため内部に水が浸透しにくく、長期間屋外でご使用いただけます。実際に弊社で暴露試験を行っているのですが、約5年間効果は落ちていません。

    お客様の用途に合わせた仕様の提案

    最上部の写真が実際に製作した防音カバーです。今回の騒音源はコンプレッサーとなっており、熱が発生しやすい機械です。囲った際に放熱もできる「一人静タイプD」を用いて製作いたしました。

    今回は、お客様からパネルをあけたまま固定できるようにしたいとのご要望を頂きました。そこで今回は天井パネルにストッパーをとりつけ、画像のように開けた状態で固定できる仕様でご提案し、作製しました。

    また、放熱の効率を上げるために側面に吸排気用のファンを取り付けており、ファンからの音漏れの対策としてファンカバーを取り付けております。ファンカバーを取り付けることにより、音漏れの対策になるだけでなく、ファンに指をぶつける可能性が低くなるメリットがあります。

    弊社の製品は加工性に優れており、様々な状況に対応が可能となっています。今回のように用途をご相談くだされば、それに合わせた仕様を提案できます。コンプレッサー以外でも何か騒音でお悩みの方がいましたら、ぜひ一度弊社までお問い合わせください。