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株式会社静科

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    2022-06-09

    騒音がもたらす騒音性難聴~原因を知り予防を行う

    みなさんこんにちは、製造部の横山です。

    最近、福岡土産で明太子チューブを頂くことがありました。普段明太子を買うことがなかったので自分が思いついたのが、明太子パスタと白米に合わせて食べる方法の2つだけでした。調べてみると、だし巻き卵に入れたりグラタンに入れたりと、様々な料理が出てきました。この機会で料理のレパートリーを増やして明太子を使用した料理の十八番を決めたいと思います。

    余談はここまでにして。今回は、自分が騒音について勉強して知った「騒音がもたらす騒音性難聴について」を簡単にお話させて頂きたいと思います。

    騒音性難聴とはなにか

    目には見えない騒音ですが、聞こえている時点で様々な影響を人体に与えます。騒音が原因で発生する病気の中で、「騒音性難聴」があります。別名を職業性難聴ともいいます。騒音性難聴は、工事現場で働く人や鉄道関係者、航空関係者など、大きな音が常にしている環境に身を置いている方が職業の方に多く見られるので職業性難聴とも呼ばれます。しかし、仕事場でのみ発症するわけではなく、趣味としてヘッドホンをつけ大音量で音楽を聴く事が多かったり、ライブハウスなどによく行かれる方にも発症の可能性はあります。

    騒音性難聴の原因

    騒音性難聴が発生する一番の原因は大音響が常にあるという環境となっています。大音量により耳の内耳に有毛細胞という音を感じる細胞があり、継続的に大きな音が耳に入ることで気づかない内に細胞がダメージを受け、本来の役目が果たせなくなり、音を聴く機能が徐々に低下していき、難聴という症状に繋がっていきます。

    騒音性難聴の症状

    騒音性難聴は、低音域よりも3000ヘルツ以上の高音域の方が聴き取りにくくなるという特徴があります。症状としては、初期の頃は耳鳴りが発生します。この症状は、片側ではなく両方の耳に出ます。騒音が発生している場所で対策を行わない場合は、時間の経過と共に症状が進行していき、ささやき声のような25dB程度が聞き取れない軽度の難聴、図書館内のような40dB程度が聞き取れない中度の難聴、普通の会話のような60dB程度が聞き取れない重度の難聴となっていきます。

    騒音性難聴の予防

    騒音性難聴は、環境による要因とわかっているので、まずは耳栓等や防音により大音響によるダメージを受けないように予防することが大切です。また騒音のある仕事場では、離れられる時間帯を作り耳を休ませることも効果的となってきます。規則正しい睡眠や適度の運動なども大切と言われています。また、定期的な聴力検査で難聴が進行していないかを確認することも大切です。

    今回は、「騒音性難聴について」をお話させて頂きました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。騒音対策・防音工事等のご相談はなんでもご気軽にお問い合わせください。