大学の研究室向けにコンプレッサー(圧縮機)防音ボックスを製作
こんにちは、製造部の岩崎です。
先日の千葉ロッテマリーンズの佐々木投手の完全試合のニュースには久しぶりに驚きの声が出てしまいました。完全試合の達成はその前が1994年、巨人の槇原投手の時代ですからいかに難しい偉業であるかが分かります。しかも佐々木投手はまだ20歳、これから更に大きな記録にも期待してしまいます。いずれはメジャーリーグに行ってしまうでしょうから、早いうちに一度はスタジアムで見ておきたい選手です。
さて、本日の記事では大学の研究室向けに「コンプレッサー用防音ボックス」を納品いたしましたのでご紹介したいと思います。
新規導入するコンプレッサーの防音対策
今回ご依頼頂いたのは大学の研究室からで、新しく導入するコンプレッサー(圧縮機)の防音をしたいというお問合せでした。
コンプレッサーと一口に言っても様々な種類がありますが今回のものはガスを冷却、圧縮するための装置です。
装置の特性からすると低音が出る可能性が高いため、タイプLに準ずる性能を持つタイプL薄型パネルにて対策をすることとなりました。
防音ボックスの仕様
- 防音パネルにはタイプLの遮音特性を生かしたままタイプAに近い薄さを実現した「タイプL薄型」パネルを使用
- 700×800×800mmサイズ程度の5面体防音ボックス
- 正面が片扉になっており開いて機械の操作やメンテナンスが可能
- 天板の6つの穴から機械から通る配線を通す仕様
現場である研究室に伺い、実際の機械が納まるように設置まで行いました。パネル同士をバラした状態で輸送→現地での組立て、という流れになります。
防音ボックスは組立用にパネルと専用のフレームがキット化されておりますので、設置はドライバー1本で簡単にできます。今回は私一人で(時おり研究室の方にお手伝い頂きながら)、30分~40分程度で組立て完了となりました。
設置費を節約したい、というお客様向けにはご自身で組立て頂けるよう、簡易的な組立書をお作りすることも可能です。ご予算、ご希望に合わせて対応させて頂きますので、お気軽にご相談ください。