屋外チラー用防音壁の製作～現場採寸から提案・施工まで対応

みなさんこんにちは、製造部の横山です。

花粉症の症状がひどいため何か対策がないか調べてみると、ジャムティーという物がありました。色々と調べてみると、漢方薬に近いお茶ということでした。やはり効果がある人ない人があるようなのですが、物は試しということで試してみようかと思います。また効果があった際にお話させていただきたいと思います。

余談はここまでにして。今回は「屋外チラー用防音壁」をご紹介したいと思います。

排熱を考慮した形状とパネルの選定

今回ご相談を頂いた内容は、敷地内に新しくチラーを設置するに辺り、稼働音の防音対策を施したい、またISOの騒音規制値を守りたいということで、弊社にお問い合わせを頂きました。

本案件では、防音パネル「一人静タイプL」を用いて2面体の防音壁をご提案･製作させていただきました。チラーは上部にファンが付いており、その部分から稼働音が響きます。騒音対策としては前面も壁で覆ってしまうのが良いのですが、排熱により熱がこもってしまい機械に支障をもたらす可能性があります。今回は、防音を施したい方向にパネルを設置し、防音壁の高さをチラーより高くすることで熱対策と防音対策を行わせて頂きました。また防音パネル「一人静」は耐水性のある製品ですので、屋外での使用も問題ありません。

現場採寸から形状・仕様提案

製作にあたり本案件では、現場にお伺いして現場採寸から設置まで対応させて頂きました。事前の現場採寸によりパイプ位置の確認を行いましたので、位置に合わせてパネルの切り欠き加工を行い、既存パイプの位置を変更させることなくパネルの設置を行う事ができます。

本案件の防音壁の高さは約2.5ｍとなっています、高さがあると風の影響によりパネルが揺れますので、
今回既存コンクリート基礎にグリップアンカーを用いてアンカー打ち、又特注の火打梁となる板金を取り付けることでパネルの固定を行うことにより風への対策を行いました。上記弊社よりご提案させて頂いた仕様でお客様にご納得を頂き製作を進めていきました。

• サイズ：幅3.0ｍｘ奥行き2.0ｍｘ高さ2.5ｍ
• 施工人数：2名
• 施工期間：1日

今回は屋外チラー用防音壁をご紹介させていただきました。防音対策導入にあたり、どのような仕様にするか迷われている場合でも、弊社は、現場状況や騒音対象物に応じてご提案をいたします。騒音対策・防音工事等のご相談はなんでもご気軽にお問い合わせください