静科のサービスについて~騒音測定から施工に至るまで
皆さんこんにちは。ソリューション事業部のIです。
今回は防音対策における、弊社の主なサービスについてご紹介させていただきます。
①適切なパネル選定
弊社ではいくつか自社開発の吸遮音パネルをご用意しております。中高周波向けのパネル、低周波向けのパネル、放熱性があるパネルなどその種類は様々です。また、吸遮音パネル以外にもホワイトウールといった建築資材系の吸音材や、オフィス向けの吸音材なども取り揃えております。当然ですが、お客様によって防音対策をされる機械や騒音源は異なります。お客様に合った対策を施すために、私たちが適切なパネルを選定しご提案いたします。
関連ページ:製品&サービス
②騒音測定
前項で適切なパネル選定についてご紹介させていただきましたが、適切なパネル選定を行うにあたり、騒音測定を行う場合があります。騒音測定とは、音の大きさや周波数帯(音の高さや低さ)を機器を使って測定することです。周波数ごとに音の大きさを分析することが出来るため、どの吸音材で対策をすれば良いのかが分かりやすくなります。
また可視化カメラという、音を可視化することができるものもございます。イメージですが、サーモグラフィーのように色分けされて見ることが出来ます。音の大きさによって色が変わり、音が大きいほど赤色で表されるようになっております。測定器を使った騒音測定と可視化カメラによる騒音測定を併せて行うことで、どの周波数帯の騒音がどこから出ているのかや、どこが問題になっているのかが分かりやすくなります。そのため、適切なパネル選定をしやすくなるということです。
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③貸出パネル
ご導入にあたり、吸遮音パネルに効果があるのかご心配に思う方もいらっしゃいます。そこで、弊社ではパネルの貸出を行っております。サイズは最大で1000㎜×2000㎜のパネルをご用意しております。貸出パネルには自立用の脚やキャスター付きの脚を付けて貸出を行なっているため、実際に現場にパーテーションのように立てたり、パネルを組み合わせて簡易的な防音ボックスなどを作ることも可能です。貸出パネルと騒音測定を組み合わせることで、導入までに効果検証を行うことが出来、対策のイメージもしやすくなります。
関連ページ:防音パネル・防音BOX貸し出し
④オーダーメイド加工・自社施工
お客様の現場環境に合わせた対策を行うため、オーダーメイドでの加工が可能です。例えば、メンテナンス用に人が入れる様、片開き扉や観音開き飛びを取り付けたり、排熱用の吸排気口を取り付けたりすることが出来ます。対策をする機械は様々ですので、機能性だけでなく作業性も考慮してオーダーメイドでの加工を行えます。
また、弊社では防音材の製造や販売だけでなく、設置・施工まで行うことが出来ます。過去には高さ数十メートルの防音壁を建てた事例や、高さ5メートル以上の防音室を制作した事例もございます。サイズが小さいものから大きいものまで取り付けや施工が行えます。また、小型の防音ボックスなどはお客様で取り付けが出来る様に、パネルにインサートを取り付け簡単に組み立てが出来るような仕様に加工をして出荷をすることも可能です。
関連ページ:施工実績・実例
弊社ではご提案から販売だけでなく設置・施工までトータルでご対応致します。音の問題でお悩みの方は是非一度ご相談ください。