室外機の騒音対策~重機不要で3日間で防音壁を施工
皆さんこんにちは。製造部のHです。最近暖かいと感じる日が増えてきました。少しずつですが春が近づいてくるのを感じます。
さて、本日ご紹介しますのは「室外機用防音壁」です。室外機の騒音でお悩みの方がいましたら是非一度お読みください。
屋外で使える防音材で対策
今回ご相談下さったのは、とある運送会社の方でした。倉庫の外にある室外機の騒音がひどい為、近隣の方から苦情が来る前に対策をしたいとのことでした。近年、騒音によるトラブルが増えてきており、事前に対策したいといったご相談も増えています。
しかし、室外機の対策をするにあたって、とある問題がございました。それは「屋外に設置する必要がある」ということです。一般的な防音材ですと、雨風にさらされると防音効果が著しく低下してしまいますので屋外での使用は難しいとされています。
そこで弊社の製品が活躍いたします。弊社の代表製品である「一人静タイプA」は、全体が特殊コーティングされたアルミで覆われています。漲水性に優れており、雨にさらされても内部に水が浸透しないような作りとなっています。
内部に水が入りませんので、長期間防音効果が落ちることなくご使用いただけます。耐食効果も兼ね備えていますので、見た目も劣化せず5年以上ご使用いただけます。実際に弊社で暴露試験を行っているのですが、5年間見た目と防音性能ともに変わらず健在です。
軽量な防音材で短工期で設置
防音壁を設置するにあたって重要視されるのが「材料の重さ」です。一般的な防音材で防音壁を作製する際には、剛性を保つために鋼板を使うことがほとんどです。しかし、重量がありますので重機を使ったりして工期がかかってしまいます。
こういった場合でも弊社の製品が活躍いたします。一人静タイプAは1m×2mで約16kgと男性であれば一人で持てるような重量となっています。軽量なパネルですので、工事に重機を必要とせず、短い期間で設置することが可能です。
最上部の写真が実際に設置した防音壁となっています。工程としては、コンクリートの基礎に支柱を埋め込み、そこにパネルをはめ込んで作製しています。奥行は約12mほどあり、全体を通して3日で設置することができました。
弊社の製品は様々な状況に対応することが可能となっています。一般的には難しい場所の騒音対策にも対応できますので、何か騒音でお悩みの方がいましたら是非一度弊社にお問い合わせください。