プレス機の騒音対策@東京都~折れ戸式扉付きの防音カバーで利便性向上
こんにちは、ソリューション事業部のHです。
最近知ったのですが、卓球の試合の際にタオルを使用して汗をふくことが可能なのは、「3-3」「1-5」など、両者得点が6の倍数になった時のみとされているようです。頻繁にタオルを使用し汗をふき、相手のペースを乱そうとした事例からこのようなルールへ変更されたとのことです。何故6の倍数なのか気になりますが、面白いルールですよね。
さて、今回はプレス機の騒音対策事例をご紹介致します。
作業環境改善を目的に-15dBの低減
今回の対策目的としましては、工場内の従業員向けの作業環境の改善でした。普段は耳栓を付けて作業を行っているようで、従業員同士のコミニケーションが取りづらく、重要な指示も通りづらい事が多々あるとのことでした。また、今回のプレス機騒音が高周波帯でしたので、耳栓をしていても「キーン」という音が耳に残り、なかなか作業に集中できない方も中には居ましたので、今回対策検討に至りました。
プレス機の構造上開口部や扉を設けた対策となり、密閉しての対策は困難でしたが、-15dB程度の低減に成功し、今では耳栓を取っての作業が可能となっている様です。
折れ戸式の扉を設置
弊社防音カバー・防音室をご検討のお客様は、扉を折れ戸式にすることも可能です。弊社の防音パネルは加工性に優れており、パネル自体に折れ戸扉用のレールを取り付けることが可能となっておりますので、このような対応にもお答えできます。他社様の防音室ですと、基本的には片開き扉での対応となっている模様です。
今回防音カバー内への物の出し入れを頻繁に行うという点や、開口を大きく使用したいという点から、折れ戸式扉での対応となりました。また、両開き扉での対応も(観音開き)検討しましたが、今回片手で素早く開け閉めが出来るという利便性も重点となり採用に至りました。
貸出パネルによる効果検証が可能
弊社では、導入前に効果をご体感いただける貸出パネルサービスを行っております。導入前にどの程度の性能があるか事前に体感したいというお客様の声から生まれたこのサービスは、1000×2000又は1000×1000の防音パネルを実際に使用することが可能です。枚数は最大12枚となり、連結させることも可能となります為、サイズの大きな騒音対象にもご利用して頂けます。期間は1週間程度お貸出致しますので、様々な配置でお試し下さいませ。
いかがでしたでしょうか。今回はプレス機の騒音対策事例についてご紹介させていただきました。
弊社では、OEMでの製作、防音壁(遮音壁)等の対策も可能です。ご気軽にお問い合わせください。