お問い合わせが最も多い『工場の環境改善』と騒音対策の流れについて
こんにちは。ソリューション事業部のIです。
先日岩盤浴に行きました。サウナとは違って長時間いられるので、じっくり汗をかくことが出来ていいリフレッシュになりました。岩盤浴には血行促進や疲労回復だけでなく冷え性の改善にも効果があるということなので、冷え性な私にはぴったりです。今後時間があるときには岩盤浴に行って健康な体を目指したいです。
余談はここまでにして、今回は今年入社後にお問い合わせいただいたご相談内容や騒音対策の流れについてご紹介していきたいと思います。
様々な対策内容
私は今年8月に入社をしました。あっという間に約半年が経ってしまいましたが、数多くのご相談をいただき対策をさせていただきました。まず、ご相談内容で最も多かったのが、工場内の環境改善についてです。入社前までの騒音対策のイメージは、近隣住民の方からのご指摘で、工場が防音壁を建てるなどの対策を行うのだと思っていました。実際にそのような事例もありますが、それよりも工場内の環境改善のお問い合わせが多かったです。
騒音は従業員の心身に障害をもたらす場合があり、厚生労働省で「騒音障害防止のためのガイドライン」が決められています。その中で、管理区分というものがあります。第Ⅰ~Ⅲまであり、第Ⅰが85db未満、第Ⅱが85db以上90db未満、第Ⅲが90db以上という評価になっています。対策のお問い合わせを頂く企業様の多くは第Ⅱ、第Ⅲに該当しているため、早急に対策を進めることが多いです。
実際どのような対策を行っているかというと、対策内容は様々でお客様によって異なります。使用する吸遮音パネルは同じでも、防音壁を建てたり、騒音源の機械を囲ったり、すべてオーダーメイドでの対策を施しております。
また弊社は数種類の吸遮音パネルをご用意しており、熱がこもりやすい場所やクリーンルーム内での対策も可能です。作業性を重視した対策や、効果を重視した対策などお客様のご要望に沿って対策を検討させていただいております。
騒音対策の流れ
騒音対策の流れは、下記のような流れになります。
ご相談→聞き取り調査→(概算御見積り)→現地調査→御見積り→受注→調査・設計・製作→施工・引渡し
ご相談や聞き取り調査の段階でお客様はどうしたら良いのか、目途がたってないことがほとんどです。そこで私たちがヒアリングをして、一緒に対策内容を検討、ご提案をさせていただいております。現場写真や音の特質などが分かればより具体的に概算の御見積りを作成することも可能になりますが、現場にお伺いしないと分からないことも多々あります。
ご予算や対策時期も様々あると思いますが、騒音に関してお悩みがありましたら、是非ご相談いただきたく思います。来年も騒音に悩まれている方のお力になれればと思っておりますので、よろしくお願いいたします。