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株式会社静科

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    厚木SCのホームグランド『厚木農園』のご紹介!

    こんにちは。今年も早いものであっという間に12月に入りました。

    師走(師僧も走る多忙な月)というだけあって、日々目まぐるしく過ぎております。弊社では、先月無事に今年出展する予定の展示会が全て終わり、コロナ禍ではありますが沢山の方にご来場頂き、大盛況で終えることができました。その後お問合せも殺到しており、嬉しい悲鳴が社内のあちらこちらで聞こえております。

    さて、本日は私が所属する厚木SCの使用しているグラウンドのご紹介をしたいと思います!

    厚木SCは以前はグランドを借りて練習していました

    厚木SCは以前もブログでご紹介した通り、実業団ではなく厚木市を拠点にする成人女子のクラブチームになります。その中で日本リーグに所属しているので、他の日本リーグ所属のチームとは一風変わったチーム体制になります。そんな私たちには、今までマイグラウンドがありませんでした。

    平日の夜は地域の小・中学校のグランドをお借りし、ナイターの中で練習する日々でしたが、コロナによってグランドが借りることができなくなりました。

    「練習ができなくなってしまう・・・。」

    自粛期間後も思うように練習することが出来ず、各々で走ったりトレーニングをしたりとボールを使って思いっきりソフトボールがすることが出来ない状況が数か月続いていたそうです。

    厚木市飯山にある「厚木農園」 の一角をお借りしてグランドを整備

    そんな中、色々な方々のご協力があり厚木市飯山にある「厚木農園」の一角のスペースをお借りして私たちが練習できる場所を設けて頂けることになったのが昨年です。私はまだ所属前でしたが、初めての練習に行った際は砂利道に発電機でライトをつけ、地道な基本練習を何時間も行うといった内容でした。

    「グランドがない環境で、どうすれば勝てるのか」

    そんな不安が瞬時によぎりました。しかし、「今まではボールすら触れなかったから」と楽しそうに練習やトレーニングに励む既存の選手を見て、改めてソフトボールがこのご時世で出来ることに感謝しなくてはいけないと思いました。そこから周囲の方々のご理解を頂くことで、練習スペースをどんどんと広げさせて頂き、今ではとても立派なグランドになりました。

    整地は重機を使うこともあれば、自分たちの手で大きな岩やガラス、ごみや石を拾っては土を入れ、の繰り返し行いました。苦労して作ったグランドに今では多大な愛情を感じております(バックネットも手作りで枠から組みました)。

    私たちが各々仕事をしている時間にも、チームの代表をはじめ地域の方々も毎日のようにグランドづくりにご協力してくださって素敵なグランドが出来上がりました。本当に頭が上がらない思いでいっぱいですね。

    人の温かさや動物に触れ合うことができる環境

    またグランドと共に、奥の一角に畑を作って頂きました。慣れない農作業の中、自然に触れ野菜の成長を見ることで、生命の強さや尊さを日々感じることができます。

    厚木農園・地域の方々には、野菜の手入れやグランドづくり、獲れたての野菜をくださる方々や栄養満点な卵をくださる卵農家の方、数種類の甘いいちごやブルーベリーを下さる方までいらっしゃいます。味も格段に美味しく、販売も行っているほどのものです。

    また、厚木農園の中にはヤギや鶏もおり、ドッグランもあるので週末にはとても賑わいます。最近は、手作りのお野菜を使ったお鍋やBBQを行い、地域の方々と一緒に味わうこともしばしばあります。とても有意義な時間でついつい食べ過ぎてしまうのが唯一の悩みです。

    そんな大自然の中で人の温かさや優しさ、動物との触れ合うこともできるこの環境が私は大好きで、ここでソフトボールが出来ることはこの上ない幸せだと日々身に染みて感じています。

    他のチームでは味わえない程のアットホーム感溢れる環境のお陰で、チーム内のみならずファンの方々、地域の方々との絆も日々高まっているのも厚木SCの強みです!当たり前にはなりますが、「感謝の心を持つこと」忘れることなく、厳しいトレーニングとを乗り越え、更にパワーアップしていきたいと思います。

    寒くなりますが、晴れた日にでもこの素敵な【厚木農園】にいらしてください!お待ちしております。

    関連リンク:厚木農園HP / 厚木農園インスタグラム