コンプレッサーの騒音対策＠茨城県～採寸・防音BOXの制作・設置すべて一貫対応

皆さんこんにちは。製造部のHです。最近気温の移り変わりが激しいですね。こういった時期が一番体調を崩しやすいので、皆様お気を付けください。

さて、今回ご紹介するのは「コンプレッサー用防音ボックス」です。コンプレッサーの騒音でお悩みの方がいらっしゃいましたら是非一度お読みください。

放熱しやすいパネルで熱籠り対策

今回ご相談くださったのは、とある金属加工会社の方でした。工場内のコンプレッサーの騒音が酷く、環境改善のために今回防音に乗り出したそうです。しかし、コンプレッサーを防音する際にとある障害がございます。それは「熱籠りが発生する」ということです。

コンプレッサーは工業用機械のなかでも熱を発生しやすい機械となっています。防音する際には密閉して囲む方法が一番効果がありますが、その分熱が逃げにくくもなります。熱が逃げられないと内部の温度が上昇し、機械がオーバーヒートを起こしてしまいます。

そこで弊社の製品が活躍致します。弊社の製品に「一人静タイプD」と言うものがございます。こちらの製品は一人静タイプAの芯材をアルミに変えたものになります。ほとんどがアルミで出来ている製品ですので、熱伝導率が高く、外部に熱を逃がしやすい仕様となっております。

一人静タイプAと比べるために、それぞれボックスを作製し、白熱電球をいれて内部温度を測る実験をおこないました。タイプＡは約100度まで上がりましたが、 「一人静タイプD」 は約80度と言う結果が出ました。20度ほど差がでますので、今回のような放熱しやすい機械での対策は 「一人静タイプD」 をお奨めしております。

採寸から設置まで一貫したサービス

今回ご相談くださった企業様は茨城県にございました。弊社は神奈川にあり茨城県までは近い為、実際にお伺いして機械の採寸を行いました。その際にご要望をお伺いし、防音カバーの設計・図面作成を行いました。その後承認を頂いて防音カバーを作製致しました。

最上部の写真が実際に作製した防音カバーの写真です。お客様からのご要望で、1面をキャスターパネルにすることで取り外しが簡単に出来るようにいたしました。また、側面に取り外せる窓をつけることで、部分的なメンテナンスも可能にしました。

弊社では現場採寸から設置まで一貫して行っております。今回の防音カバーは約3時間で取付けが完了致しました。コンプレッサー以外でも、なにか騒音でお悩みでしたら是非一度弊社にお問い合わせ下さい。。