クリーンルーム内の騒音対策@愛知~測定から施工まで一貫対応
はじめまして。ソリューション事業部のIです。
8月に入社をしました。宜しくお願い致します。
簡単に自己紹介をさせていただきます。前職はお酒を販売している会社に勤めておりました。販売していたものが嗜好品のため、ニーズに応えることが非常に難しく、たくさん苦労しました。しかし、その分やりがいも大きく、ご要望にお応え出来た時はお客様以上に喜びがありました。どの仕事でも、ご要望にお応えすることがビジネスの根底にあるのだと感じました。
さて、今回が初めてのブログ投稿です。今回は、「クリーンルーム内の騒音測定」についてです。お問い合わせをいただき、ソリューション事業部の課長と騒音測定をしに、愛知にある工場へお伺いしました。愛知県は繊維産業が盛んで、繊維工業の製造品出荷額は全国1位だそうです。そのため、こちらの工場の他にもお悩みのところは多いのではないでしょうか。
クリーンルームとは
クリーンルームとは、空気清浄度が管理された部屋のことで防塵室とも言います。クリーンルームは今回のような工場だけでなく、手術室などの医療現場や食品産業、半導体工場など様々な現場にあります。クリーンルームに入室する際は、専用の服を着たりエアーシャワーを浴びたり対策を行ってから入室ができます。
今回、繊維工場にあるクリーンルーム内の騒音対策についてご相談いただきました。他にも防音材メーカーがある中で、『騒音測定から施工まで一貫して行える』という理由から、弊社にお問い合わせいただいたそうです。製品の納入はあっても施工まで行える企業がなかなか見つからず、騒音対策が難航していたとのこと。さらに、クリーンルームだと発塵してはいけないという厳しい基準があり、施工も一苦労というわけです。
測定開始
測定は、測定器を使って様々な場所で測ります。この測定器では音の大きさ(㏈)と音の高さ・低さ(Hz)を測ることができます。測定するにあたり、音がクリーンルーム内で反響している可能性もあるため、クリーンルーム内の中心や壁際、四隅などで計測します。実際に測ってみると、場所ごとに値が変わり対策の方法も徐々に判ってきます。今回はクリーンルーム内で音が反響してしまっている可能性があるため、次回に環境計量士による残響音測定を検討することとなりました。
今回は騒音対策の第一段階、騒音測定についてでした。入社して間もなく初めての騒音測定で印象深かったため、ご紹介いたしました。騒音測定にも様々な方法があることを知り、非常に勉強になりました。弊社は騒音測定のみも対応しております。ぜひ、騒音のことでお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。