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株式会社静科

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    オフィス内のテレワーク用防音対策~ドライバー1本で組立て可能な意匠性のある防音室を製作

    皆さんこんにちは。製造部のHです。オリンピックの日本人選手のメダルラッシュすごいですね。毎日のようにニュースでメダル獲得の情報がながれてきて非常にうれしく感じました。

    さて、本日ご紹介しますのは「オフィス向け簡易防音室」です。オフィス内に防音室の導入をご検討でしたら是非一度およみください。

    好みの色で意匠性のある防音室

    今回ご相談くださったのは、とある映像製作会社の方でした。オフィス内でテレワークをする際に周囲の音が入らないように、防音室を導入されたいとのことでした。しかし、弊社ではオフィス内に設置する防音室の納入実績はなく試行錯誤の繰り返しでした。

    まず難航した点は、「素材をどうするか」という点でした。以前に、工業向けの防音室を納品した実績があり、その際は「一人静タイプA」を用いて製作致しました。しかし今回はオフィス内での使用を目的としています。アルミ製品では意匠性に欠けるのという意見が出ました。

    そこで今回は音楽用製品である「ShizukaStillnesPanel SDM」のサイズ違いを製作し、それを組み合わせることで防音室を組み上げる仕様といたしました。SDMはアルミを使っていない製品で、アルミの代わりに、布と塩ビで構成されております。タイプA同様、中にハニカム材が入っております。

    アルミ製品ではなくSDMを選定した利点として「色を選べる」という点が挙げられます。SDMの表面の布は黒・青・赤・グレーの4色から選ぶことができ、お客様の好みの色で防音室を作製できます。今回のお客様はグレー色を選ばれ、塩ビを白にする特別仕様での作製となりました。

    ドライバー1本で簡単に組立

    防音室を導入する際に障害となる点として「設置の難易度」が挙げられます。市販されている防音室ですと、メーカーさんが設置をしに行くものがほとんどのため、設置費用がかかってしまい、価格もそれにより高くなってしまいます。

    弊社の製作した防音室は、お客様自身で組立てが可能な仕様となっております。今回のお客様にも、弊社からは製品のみを出荷し、組立はお客様に行っていただきました。ビス用のインサートを入れていますので、ドライバー1本で組立てが可能となっております。最上部の写真が実際に作製した防音室となります。

    弊社の製品は工業系だけでなく、オフィス向けとしてもご使用頂けます。オンラインでの打ち合わせ等の場面で活躍致しますので、是非一度お問い合わせ下さい。