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株式会社静科

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    【施工事例4件】ダクトや排気口の騒音対策~弊社吸遮音パネルを使用したダクトカバー&サイレンサー

    こんにちは、ソリューション事業部のHです。

    最近ダクト騒音でのお問い合わせが多いですので、今回はダクトの騒音対策につきまして、弊社の一人静シリーズの吸遮音パネルを使用したサイレンサーやダクトカバーの取り付け事例をご紹介させていただきます。過去にご紹介させていただいた事例もありますが、改めてご紹介できればと思います。

    施工事例①:配管開口部を設けたダクトカバー

    こちらは工場の外側へダクトカバーを設置した事例となります。通常ダクトカバーは、寸法が決められている既製品の取付が多いですので、切り欠きや配線穴を後から加工することが難しいです。ですが、弊社のパネルは丸ノコでのカットが可能という事もあり、お客様の指定して頂いた場所に配管用の切り欠きを設けることが可能です。

    また、上記のように自由に切り欠きが設けられる為、配管だけでなく、排気を指定の方向に逃がすことも可能です。例えば、切り欠きを上部へ持ってくることで、通行人への配慮として道路側へ排気を逃がさないようにすることも可能となります。

    施工前
    施工後

    施工事例②:開口寸法に合わせたサイレンサー

    こちらは排気口の開口寸法に合わせて作製されたサイレンサー仕様での対策事例です。画像のように既存ダクトへ取り付けることにより、排気されるまでに防音パネルに騒音が触れ、吸音されるような仕組みとなっております。

    開口部から長さを延長させるイメージですので、ダクト本体を覆わない分、設置スペースを最小限に抑えるというメリットもございます。

    また、画像のように防音サイレンサー下部には金網等を取り付けることも可能です。お客様のご要望次第では、素材等も選んで頂けます!

    取り付け後

    施工事例③:工場の排気騒音用サイレンサー

    こちらはダクト騒音というよりは、工場の排気騒音ではございますが、類似の珍しい案件ですのでご紹介させていただきます。

    寸法としましては、W1000×H2000程度の大きさがあり、今まで行った排気騒音の案件の中では最大のサイズ感となります。対策仕様としましては、考え方は上記のサイレンサーと同様で、サイレンサー上部の開口に至るまでに騒音が防音パネルに触れ、吸音されるような仕組みとなります。

    取り付け後

    施工事例④:個人宅の通気口用のダクトカバー

    最後にはなりますが、個人宅への排気音対策もご紹介致します。

    こちらは個人宅のベランダ部分に当たる換気口です。ここから屋外の騒音が部屋に入ってくるというのがお客様の悩みでした。現場は都心でしたので、夜中でも平気で車が飛び交うような場所で、通常よりも余計に気になる気持ちも分かる気がします。対策としましては、換気口の寸法に合わせて作製した防音パネルをL字のアングルを用いてダクトカバーを製作し設置という形となりました。下部は開口とし、空気循環はおこなえるような仕様です。

    取り付け前
    取り付け後

    いかがでしたでしょうか。今回はダクト・排気音対策を4件程ご紹介させていただきました。場合によっては事前の音響測定を行ってから対策をさせていただきます。騒音での相談は、ご気軽にお申し付けください。