屋外コンプレッサーの騒音対策~取り外し&移動可能な扉付きの防音壁を施工
みなさんこんにちは。製造部のHです。いよいよ新年度が始まりましたね。新生活を始めた皆様は慣れるまでが大変かもしれませんが、どうか体調に気を付けてお過ごしください。
さて、本日ご紹介するのは「屋外コンプレッサー用防音壁」です。屋外の騒音でお悩みの方がいましたら是非一度お読みください。
現場調査から設置まで一貫したサービス
今回ご相談くださったのは、とある部品メーカーの方でした。屋外にあるコンプレッサーの騒音が酷い為、防音に乗り出したそうです。しかし、どのように対策をしたらいいのか分からないため弊社にお問い合わせを頂きました。
今回は、出ている音の周波数帯が分からなかったため、現場に実際にお伺いして調査と採寸を行いました。その後お客様に提案をしていき、仕様を固めました。お客様とお話をしていく中で、ご希望の仕様がございました。
- 取り外しが容易である事
- 人が出入りするので扉がある事
- 一時的なメンテナンスのために一部取り外し扉にする事
そこで弊社は次の仕様を提案致しました。
- ビスで取り外せ、キャスターで移動が出来る
- 右側面に扉を設ける
- 左側面に取り外し可能な取っ手付きのパネルを設置する
お客様もこちらで納得して頂いたので、作成を進めて行きました。加工期間におよそ1か月程かけ、その後予定を調整し、現場に伺って設置をいたしました。最上部の写真が実際に作成した防音壁です。パネルと後ろの壁をフィッシャービスと言うもので固定しております。
アクシデントにも現場加工で対応
設置を行っていく中で、ある問題が発生致しました。設置をする場所が僅かながら傾斜になっており、うまくパネル同士をつなげられないというものでした。弊社内で予め加工する際は、平地を想定して作成しております。今回のように高低差がありますと、うまく設置できません。
そこで今回は現場で追加工を行い、この問題に対応いたしました。傾斜の下の方になっているパネルにもキャスターを取付ていたのですが、キャスターがもともとついていた位置よりもさらに下に取り付けられるよう加工を行い、パネル同士の高低差を無くしました。
さらに、アジャスターを付けて安定感が出るように致しました。弊社の製品は加工性が高い為、今回のような現場でのアクシデントでもすぐに対応することが可能です。今回の設置は1日で終了致しました。施工期間も短縮することが可能ですので、施工費を抑えることができます。
騒音でお悩みの方がいましたら是非一度弊社にお問い合わせ下さい。