マンション上階への反響音対策@埼玉県~住民共有エリア天井の防音工事を実施
こんにちは、ソリューション事業部のHです。
最近新しいドライヤーを購入しました。前まで使用していたドライヤーは、ドン・キホーテに売っていた格安の物でしたので、髪を乾かす為だけに使用しておりましたが、新しいドライヤーはイオンを発生させたり髪がサラサラになるような成分を発生させることが可能らしいです。進化した技術に少々驚きました。
さて、今回は弊社が行う防音工事案件の中では珍しい、マンションの案件です。
音の反響を抑える防音工事
マンションの騒音対策なのですが、1階にある住民共有エリアからの騒音を、2階の部屋に聞こえにくくしたいとの相談をお受けいたしました。この住民共有エリアは、外と中を行き来する為の通路となっている他、10名程度は座れるような椅子が設置してある為、人が移動する際に発生する音や、子供たちが集まって会話する音などが2階に伝わりやすく問題視されていたようです。
現場状況としましては、天井はケイカル板が表面に打ってあった為、音が跳ね返りやすく、反響しやすい構造となっておりました。そこで、天井のケイカル板から吸音効果のある弊社防音パネル「一人静タイプA」に変更するような内容の工事を行いました。
防音パネルを天井へ取り付ける方法
天井への防音パネル取り付け方法は、現場環境により異なります。今回ご紹介の取り付け方法は、あくまでも一例となり、大部分のみのご紹介となっております。
➀ケイカル板の取り外し
今回は既存天井がケイカル板仕様となっておりましたので、1度ケイカル板を完全に取り除く作業が必要でした。ケイカルを取り外す際は、粉塵が舞いますので、しっかりとした養生も重要となっております。
②軽量鉄骨の取り付け
次は防音パネルを取り付ける為の強度を取る為の軽量鉄骨を取り付けます。軽量鉄骨は等間隔に設置し、防音パネルとの固定の際は、貫通ビスを使用し固定させます。
③防音パネルの取り付け
最後が防音パネルの取り付けです。防音パネルはあらかじめ天井に合う寸法へカットし、ビスを通す為のビス穴をあけておくことが必要です。
大まかには上記のような流れでの取り付け手順となります。下記写真と合わせてご確認いただければ大変分かりやすいかと思います。
いかがでしたでしょうか。今回はマンション天井への防音パネル取り付け工事についてご紹介させていただきました。かなりざっくりした内容とはなっておりますので、ご不明点等がございましたらご気軽にお問い合わせくださいませ!