病院敷地内のチラーの騒音対策@埼玉~低周波対応の防音壁を採寸から設置まで対応
みなさんこんにちは。製造部のHです。最近気温の寒暖差が激しいですね。こういった時は体調を崩しやすいですので、皆様十分にお気を付けください。
さて、本日ご紹介いたしますのは「チラー用防音壁」です。チラーの騒音でお悩みの方がいましたら是非一度お読みください。
一人静タイプLで低い音を防音
今回ご相談くださったのは埼玉の病院の方でした。病院の裏手にあるチラーの騒音で近所の方からクレームが来たため、防音を検討されたそうです。しかし、チラーの防音には難点がございました。
それは、チラーからの音が低音であるということです。防音材にはそれぞれ防音できる音の高さがあるのですが、高い音に強い防音材がほとんどです。逆に言うと低い音を防音できる防音材は少ないです。
そこで弊社の製品が活躍致します。弊社の製品に「一人静タイプL」と言うものがございます。弊社代表製品の一人静タイプAの厚さを増して、石膏ボードを入れた物になります。
低い音は高い音と比べるとエネルギーが強く、空気の振動が激しいです。空気と一緒に防音パネルが振動しないように、重量を持たせる意味合いで石膏ボードを入れています。
現場に伺い採寸から設置まで対応
先述しましたが、今回ご相談くださったのは病院の方で、取付方もどのような形状・サイズがいいのかもわからないとの事でした。弊社にお問い合わせ下さる方のほとんどはそういった方です。
そこで弊社では測定から取付けまで一貫して行っております。今回も現場にお伺いして、現場採寸と設置まで対応させて頂きました。そうすることでどこに切欠きを入れるかなどの話し合いがスムーズに進みます。
最上部にある写真が実際に作成した防音壁になります。お客様のご要望で今回は日差し避けの形状に致しました。斜めにすることで上からの音漏れを防ぐ目的として採用致しました。高さは約3m程となっております。
現場では防音壁の組立作業の他に、コンクリート基礎にパネルを固定するアンカー打ちを行い、おおよそ4時間で設置が完了いたしました。短時間で設置が可能ですので、周辺の方にあまり迷惑もかかりません。
パネルの重量も1×2mで約33kgと、男性であれば二人で持てる重さとなっています。重機を必要としない為、施工費用を抑えることが可能です。
施工実績は日本全国にございます。防音のやり方や、設置など分からないとお困りの方がいましたら、是非一度弊社にお問い合わせ下さい。