クーリングタワーの騒音対策@埼玉~湿気に強い『一人静タイプZ』使用の防音壁を施工
こんにちは!ソリューション事業部の登川です。
今回は埼玉県でクーリングタワーの防音対策をした事例をご紹介します。
湿度が高い現場に適した防音パネルを選定
クーリングタワー(冷却塔)とは、ビル空調や地域冷暖房設備である冷凍機の冷却水を冷却するために用いられています。外気に触れさせて熱交換を行うので、稼働時に音が発生します。
今回の現場は、高いところにクーリングタワーがあり、近隣の方への配慮として防音壁を建てたいとお問い合わせいただきました。また、常時湿度が高い現場だったため、湿気に強い『一人静タイプZ』を選定しました。
『一人静タイプZ』は表面に極薄のフィルムを取り付けておりますが、吸音できる特殊構造です(通常は1mm厚さのフィルムでも吸音できません)。湿度の影響を受けませんので、湿気の多い屋外に使用できます。
グラスウールなどの吸音材は湿気を吸ってしまうことで、吸音性能が維持できず、高速道路などの防音壁ですと数年で新しいものに取り換えますが、弊社の防音材は、グラスウール等の吸音材に比べて2~3倍長くご利用いただけます。
薄型・軽量の防音材は様々なメリットがございます!
現場では基礎鉄骨を設置し、鋼材ににボルト止めするだけで設置ができます。今回の設置は販売商社様で行っていただきましたが、あらかじめ寸法や仕様が分かっていれば、設置が簡単な構造で納品できます。設置後に効果が十分に出たことはもちろん、パネルが軽量のため施工期間が短いという点でも、ご満足いただけました。
弊社の防音パネルは従来の防音パネルに比べると約3分の1ほどの軽さです。そのため重機を使わずに施工ができるので、重機の使用料や施工期間短縮によって人工代が安くなるなどのメリットがございます。
さらに、メンテナンスの際には機械を使わずに、人の手で取り外しができるので、業者を呼ぶ費用や時間などのコストも削減ができます。軽量になったことで、最初の見積り時には見えない部分でのコスト削減を実現できます。
弊社は材料の販売だけではなく、工場や機械への防音対策施工も行っております。騒音でお悩みのかたは是非、お問合せくださいませ。