破砕機の騒音対策~扉や開口部のある大型の防音ボックスを施工
こんにちは、ソリューション事業部のHです。
最近、大学時代に所属しておりました軽音楽サークルがオンラインライブを開催しておりました。土曜日に生配信をしておりましたので最後まで見ていたのですが、後輩たちがコロナに気を配りながらも楽しくライブを行っているのが映像で見れてとても嬉しい気持ちになりました。
さて、今回は破砕機の騒音対策事例をご紹介致します。
産業廃棄物処理場の破砕機騒音を対策
金属くずや燃え殻やがれき類などを処理する際に大きいままでは処理が難しい為、破砕機等で粉々にしてから処理をするそうなのですが、鉄類や石類を破砕する必要がありますので、その時にどうしても大きな騒音が発生してしまい、従業員や近隣の住民へ大きな騒音が聞こえてしまうというのがネックということでお仕事を頂きました。また、周波数帯的にも高周波騒音でしたので、非常に耳に残りやすく、早く何とかしたいという状況でした。
弊社で今回実施した対策内容は、防音室のように防音ボックスで囲うという対策方法です。より効果的に騒音を低減させる為には隙間をなるべく空けずに囲うのが一番とされております。
また、今回高周波帯の騒音が出ておりましたので、防音パネルの種類は「一人静タイプA」を選定させていただきました。
「一人静タイプA」は1000Hz~2000Hzの高周波帯で、およそ35dB程度の音響透過損失を誇ります。その為高周波帯の対策にはもってこいの防音パネルとなっております。
現場状況に合わせた加工が可能です
今回は破砕した物を運ぶレーンの開口と、防音室に入りメンテナンスができるよう扉を一か所、中の状況が目で見て分かる様に可視化用の窓を取り付けております。
上記以外にも、例えば防音ボックス内へのLEDライトの取付、メンテナンス用に簡単に取り外し可能パネルの取付、エアコンの取付なども可能です。その他にも、ご依頼頂ければ対応可能なことが多いですので、是非ご気軽にお声掛けくださいませ。
高さ4メートルに及ぶ騒音機械にも対応
今回対策しました破砕機は、画像では分かりづらいかもしれませんが、高さが4メートル程ございます。そんな大規模な対策も楽々に行える秘密は防音パネルにございます。
弊社の防音パネルは1000×2000の大きさで、パネルの厚さは33mmと薄く、重量は平米あたり8kgと非常に軽いです。その為施工がしやすく、一人でも持ち上げることが可能な為、施工費が安く済み、短納期での対策が可能です。
また、重量オーバーにより高い位置での対策が不可となるケースや、パネルの厚さが厚く加工がしにくいということも回避することが可能です。
いかがでしたでしょうか。今回は破砕機の騒音対策事例をご紹介致しました。
騒音のことでお困りでしたらまずは弊社へお問合せ下さい。