2020-10-29

工場内のオイルクーラーの騒音対策＠山梨県～放熱性のある防音ボックスを施工

みなさんこんにちは。製造部Sです。

先週の休みの日に久しぶりに映画館に足を運んで映画を見てきました。これまではずっと家で寝そべりながら、小さい画面のスマホで映画やYouTubeを見ていました。

そんな日々が毎日続いていて、ちっさい画面のスマホで見るのが当たり前になっていましたが、やっぱり映画館の臨場感を楽しみながらポップコーンやコーラを食すことが幸せなことだなと改めて感じました。

先日、山梨県の某工場様でオイルクーラーの騒音対策として、「一人静タイプD」を使用した防音施工を行いましたので、ご紹介いたします。

熱対策向けの防音パネル「一人静タイプD」採用

「一人静タイプD」は弊社の基本的な防音パネルである「一人静タイプA」を熱対策向けに改良したものです。「一人静タイプD」は「一人静タイプA」と同様の性能をもち、熱伝導性の良い素材を内部に使用しているため、放熱性があります。

熱の問題で対策が取りにくかった機械類にも、音と熱の両方の対策ができます。機械室や機械内部への導入により、製品の静音化が可能です。電動のこぎりで手軽に加工ができる製品です。また、不燃性、耐水性がありますので、屋内・屋外での使用が可能です。

今回の騒音対策する機械はオイルクーラーで潤滑油や油圧機器の作動油を冷却する機械とお聞きしました。クーラーがあることで、機械熱が防音ボックス内で籠り機械が故障するのを防ぐために「一人静タイプD」を選定いたしました。

今回の防音ボックスの仕様ですが、熱対策の他にも吸排気ファンを取り付けました。吸排気ファンは防音パネルに切欠きを入れ小型のファンを吸気用と排気用で取り付けることが可能です。

吸排気ファンと言っても防音パネルに穴が開いていることになるので、その穴から音漏れを防ぐために、防音パネルで作成したファンカバーも取り付け可能です。他にも人が出入りできる防音パネル製の扉や内部のメーターや状態を確認できる小窓等も弊社の防音パネルには取付可能です。

過去のブログでも「一人静　タイプD」を使用した防音対策の記事がありますのでよろしければご覧くださいませ。

弊社の製品は、今回のような排熱が必要な機械・機器の騒音対策が可能なだけでなく、様々な状況に対応できますので、騒音でお困りの際は、ぜひ一度ご相談くださいませ。