工場内のコンプレッサーの騒音対策~オプション付きの防音BOXを製作
みなさんこんにちは。製造部Sです。
ようやくじめじめした梅雨も開けて、夏の日差しがさんさんと降り注ぐ季節がやってきました。
先日今年初めてミンミンゼミの鳴き声を聞いた時。自分の中で夏が始まったんだと実感しました。
お盆休みが近づく中で、自粛する人や、少し外に出て遊びに行く人もいるかと思いますが、そんな中でも、手洗いうがいやマスクなどの感染予防をし、同時にマスク着用による熱中症のリスクも高まっていますので熱中症予防にも気をつけながら、お盆休みを満喫していきたいと思います。
今回は、都内の某工場からの依頼で、コンプレッサー用防音ボックスを作成、納入いたしましたのでご紹介いたします。
軽量で組立簡単の防音ボックス
今回は、約1500×1400×1600程の防音ボックスを『一人静タイプA』を使用して作成しました。
(1人静 タイプA)の特徴としましては、薄型で軽量、そして高い吸音率を残しています。今回の防音ボックスも約束1500×1400×1600ほどの大きさですが、組み立てに2人の作業員がいれば充分に組み立てることが可能です。しかも、組み立てる際に使用する部品はビスとあらかじめの大きさにカットしてあるアルミ製の角枠材なので、ドライバー一本で組み立てられる手軽さと、30分程で組み立てられる気軽さが魅力となっております。
1人静 タイプAの吸音性能は、従来の吸音材で使用されているウレタンやグラスウールより高く吸音率残しています。吸音面と遮音面の同時採用により低周波から高周波まで対応した、幅広い防音効果と多機能性を実現しています。基本的には騒音がに対して吸音面側を内に、遮音面側を外に向けて対応します。
騒音側に対応したオプションを付加
今回の案件では、熱を発する機械でしたので、両側の側面パネルに開口部を設けさせていただき、空気の流れを良くし、熱が篭り中の機械が壊れてしまわないように加工し、その開口部に防音カバーをつけさせていただきました。
この防音カバーにも『一人静タイプA』を使用していて、少しでも音を流さないよう工夫しております。他にも配線出し口にもクッション性の高いスポンジを隙間に埋めたりするなどの防音対策を行なっています。
弊社は工場の防音対策用の吸遮音パネルを製造・販売しております。工場の騒音対策にお困りでしたお気軽にお問い合わせくださいませ。