様々な現場状況での防音壁事例3パターンをご紹介
こんにちは、ソリューション事業部のHです!
今回は、過去記事でも紹介されております様々な状況下での防音壁事例を3件程ご紹介いたします。
①基礎コンクリートの無い場所に防音壁を設置
部音壁を建てる際は、基礎コンクリートから強度を取ることで自立させる方法が一般的なのですが、必ずしも地面が基礎コンクリートで出来ているとは限りません。
その場合は、新たに基礎コンクリートを新設するという方法と、騒音対象に付属している架台等を利用して防音壁の強度を取るという方法がございます。
それぞれの特徴は、基礎コンクリート新設の場合、案件によっては費用と工事日数が多くかかってしまう可能性がございますが、確実に防音壁の強度を取れるという特徴があります。また、架台を利用して防音壁を設置する場合は、まず架台付きの騒音物だったり施設が少無いという点がありますが、良いところは既に強度を取れる状態なので、基礎コンクリート新設に比べると価格的には優しいという点がございます。
②施工無しで簡易的に防音壁を設置
上記のように常設するタイプでなく、一時期のみの使用を検討されていたり、定期的な使用の為、使わないときは仕舞って置けるタイプをご希望のお客様もいらっしゃいます。
例えば、下記画像は弊社の脚付き吸音パネルを使用しておるのですが、コンベアーの騒音対策となっており、作業を行わないときは仕舞っておくことが可能ですし、脚は地面側と固定をしておりませんので、別の場所にも容易に移動でき、使用することが可能です。
また、短期間の使用は、下記のように工事現場で使用された事例がございます。こちらは弊社の「一人静タイプA」を単管で組み仮設として使用しております。
②天井付きの防音壁を設置
防音壁といえば、一枚壁のイメージが強いかと思いますが、天井を付けることも可能です。
下記画像は、室外機の騒音対策用に防音壁を建てた事例で、その室外機が天面にめがけて送風される仕様だった為に、お客様のご要望で、天井も防音パネルという仕様の防音壁を施工いたしました。
一枚壁を設けても、音の特質上回り込みがございますので、もう一面増やして対策をとることも場合によっては非常に有効です。
今回は上記の様な状況での防音壁事例を紹介させていただきましたが、これはほんの一部の事例にすぎません。ひと現場ごと、お客様のご要望ごとに対策内容のご提案をさせていただいておりますので、まずはご気軽にお問い合わせください!宜しくお願い致します!