Loading...

株式会社静科

ARTICLE

記事詳細

    2012-05-06

    開発者が自身を持っていた『一人静シリーズ』~高機能・薄型軽量・安全なら必ず採用される時が来る

    代表の高橋です。暑いと感じる季節になってきましたね。靜科の工場では冷房はほとんど機能しませんので、自然風で今年の夏も乗り切ります。

    TV放映以前は本当に売りにくい商品だった『一人静シリーズ』

    さて、TV放映後様々なご注文やお問い合わせをいただきましてありがとうございます。皆様のお悩みの解決や、生活の快適さにつながれば幸いです。使用後のお手紙やお電話を頂き、今後の製品づくりの参考にするとともに暖かいお言葉に感謝いたします。

    さて、今でこそ皆様にご存じ頂いております『一人静シリーズ』ですが、TV放映以前は本当に売りにくい商品でした。

    関連ページ:一人静シリーズ(工業用)

    なぜならずばり、一般の防音材よりも割高になってしまうからです。トータルで見るとさほど変わりませんが、防音材単体で見ると予算的に厳しくなり、また認知度の低さや部材販売のみという対応範囲での防音材というのは、なかなか厳しいモノでした。

    コスト削減にはいくつか方法があります。しかし、開発者には絶対に譲れないこだわりの部分がありました。まず、ハニカムの使用、フェノールの使用、不燃性(難燃性)取得の部分でした。前者2つは弊社特許によるオリジナルで、不燃性は安全を考えてのことでした。

    既存の防音材よりも高機能・薄型軽量・安全であれば必ず採用される

    どんなに効果が高くても、売れなければ特許を保持していても価値はありません。安全性を高めても使用してくれる方がいなければ意味がありません。企業として非常に悩んで試行錯誤、自分たち製品の価値について迷った時期でした。しかし、開発者(高橋、武)は絶対に自信を持っていました。

    「今までの防音材よりも遥かに効果が高く、薄型軽量で安全なら必ず採用される時が来る」と。

    今回のTV放映後、多くのご質問や資料請求が多々ございましたが、それに受け答えるることが出来るのも、開発者たちがしっかり調査機関に依頼し、データーをとっていてくれたおかげです。

    まだまだ足りない点もございますが、今度は私たちが補っていき皆様のお役に立てる製品の開発をしていきたい思います。

    これからも静科を宜しくお願い致します。