工場ダクトから出る騒音を防音サイレンサーにて解決
こんにちは、ソリューション事業部のHです。
新型コロナの影響で外へ出れない日が続きますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。私は金曜日や土日は、外出が出来ない代わりに、友人とオンライン飲み会をしております。実際に顔を合わせながらではないため、物足りなさはありますが、今はこのような形で少し工夫をしながら楽しんでおります。
さて、本日は工場のダクトの騒音対策をご紹介いたします。
ダクト騒音にはサイレンサーを取付
屋外での排気音対策には、周囲に防音壁を設置するやり方や、ダクトにサイレンサーを取り付け排気音を低減させる方法があります。
防音壁の場合は幅広い範囲に騒音が広がっている場合、サイレンサーはダクト単体の音を下げる効果がありますので、現場状況を確認しながら騒音対策を行います。
今回はダクト一つ一つにタイプAで製作したサイレンサーを取り付けました。取り付け前は約75㏈で身近な音では大型の掃除機の稼働音に近いレベルです。取り付け後には60㏈で、音の大きさで言えば話し声程度になります。ここからさらに距離減衰で50㏈となりました。
工場の騒音レベルは85㏈以下と定められております
工場の場合、設備内部のブロアーや機械の熱処理の関係でダクトを設置することが多くございます。そのダクトを経由して機械の音が外に聞こえてしまいます。工場の内部は労働安全衛生法に基づき、85㏈以上の騒音が発生している場合は何らかの防音対策をとらなければなりません(詳しくは工場内騒音測定のポイントをご覧ください)。近隣からのクレーム等が来ていなくても、85㏈以上の騒音が出ている場合には必ず対策が必要です。
昨今では、従業員の安全衛生維持のためのに、85㏈を超えていなくても騒音対策を行う工場様が増えております。
音響測定も弊社にお任せください
弊社では音響測定のサービスも承っております。例えばこんな悩みはございませんか?
- 騒音対策を行いたいけど音の特性が分からないのでどうすれば良いのか分からない
- 簡易的な測定は自社でできるが、詳しい内容(周波数帯・騒音レベル等)を調べたい
- 測定に基づいた報告書が必要である
- 環境計量士による測定を行いたい
上記の悩み等は弊社へお任せください。
弊社が行う音響測定は、環境計量士(国家資格者)による測定となりますので、確実な対策のご提案や報告書を提示させていただきます。また、簡易的な音響測定に関しましても、安価で行っておりますので、ご気軽にお問い合わせください。
詳しくは、音響測定ページをご覧下さいませ。
いかがでしたでしょうか。今回はダクトからの祖音対策をご紹介いたしました。
騒音現場はお客様によって様々なシチュエーションが想定できます。弊社ではオーダーメイドでの作製、騒音周波数帯に合った防音パネルの選定をしておりますので、お客様に合った内容でのご対応が可能です。
まずはご気軽にお問い合わせくださいませ。