幼稚園の防音対策~高い声に適した『一人静タイプA』の防音壁を屋外に設置
皆さんこんにちは。製造部のHです。最近朝と昼間の気温差が激しいですね。こういう時は特に風邪を引きやすくなっているので、皆様ご注意下さい。
さて、本日は幼稚園に設置して頂いた防音壁をご紹介したいと思います。幼稚園の防音等ご検討の方がいましたら是非お読みください。
屋外で使用可能な防音材
昨今、幼稚園から聞こえる子供の声が不快だと感じる方が増加しています。幼稚園にそう言ったクレームが来ることも多々あるそうです。今回も、近隣住民の方からクレームを受けた幼稚園の方からのご相談でした。
幼稚園に防音壁を設置する際注意しなければならないことがあります。防音材を屋外に設置しなければならないという事です。近隣に声が一番響くのは子供たちが外で遊んでいる時ですので、外に設置する必要があります。
しかし一般的なグラスウール等の防音材ですと、屋外に設置した場合、雨風に晒されて風化してしまいます。風化してしまいますと、防音効果が落ち、取り換えが必要になります。そうなるとまた設置費用が掛かってしまいます。
そこで弊社の製品が活躍致します。弊社の製品は全体を特殊コーティングしたアルミで覆われていますので、中に雨が浸透する事がありません。防腐効果もありますので、劣化せずに長期間ご使用いただけます。
また、一人静タイプAは1000×2000mmで約16kgと非常に軽い防音壁となっています。軽い材料なので、大掛かりな設備を準備する必要もなく、工期が短く済みます。その分工費等も安くなります。今回の設置は2日で完了しました。
子供の声には『一人静タイプA』
最上部にある写真が実際に設置した際の写真になります。上記の理由から、今回は屋外に設置頂いております。今回使用したパネルは、弊社代表製品である「一人静タイプA」です。
一人静タイプAを選定した理由は、「周波数の相性がいいから」です。防音材にはそれぞれ音を減衰させやすい周波数がございます。音が高ければ高いほど周波数も高く、低ければ低いほど周波数も低くなります。つまり、防音材によって減衰させやすい音の高さが違うということです。
一人静タイプAは様々な音の高さに対応していますが、特に高い音に強い性質をもっています。今回の防音対象は子供の声で、高い音ですので、一人静タイプAと相性がいいと言えます。
弊社の製品は工場だけでなく、今回のように幼稚園など、様々な場所でご使用頂いております。何か騒音でお悩みの方がいましたら、ぜひ一度お問い合わせ下さい。