クリーンルーム内の防音対策~発塵しない軽量の吸遮音パネル使用で工期も短縮
皆さんこんにちは。製造部のHです。新型コロナウィルスがどんどん流行していますね。手洗いうがいをすれば十分予防できるとのことなので、こまめにするよう心がけましょう。
さて、先日クリーンルーム内の防音対策を行いましたので、ご紹介いたします。クリーンルーム内防音をご検討でしたら、是非一度お読み下さい。
粉塵が出ない『一人静タイプZ』
突然ですが、クリーンルーム内を防音するにあたり、ある必要な条件がございます。それは、「防音材から粉塵が発生しないこと」です。クリーンルームの中には精密機器等が置いてあるため、粉塵が出ると故障の原因となってしまいます。
一般的な防音材であるグラスウール等ですと、すぐに粉塵が飛び散ってしまいクリーンルーム内では使えません。粉塵が出ない防音材はなかなかございません。そこで、弊社の製品である吸遮音パネル「一人静タイプZ」が活躍いたします。
「一人静タイプZ」は弊社の代表製品である「一人静タイプA」にフィルムを張った製品です。一人静タイプAはそのままでも粉塵は十分に出づらくなっておりますが、そこに更にフィルムを貼ることでより粉塵が出づらくなる仕様となっております。
最上部にある写真が、実際に設置した際の写真となっています。今回はクリーンルームの内壁に取り付けてご使用頂いております。既存の壁に取り付ける作業のみなので、工事は1日で終了しました。
弊社の製品は重量が軽く、1000×2000mmで約16kgと男性であれば一人で持てるような重さですので、工事の際に重機を必要としません。それにより工期を短くすることが可能となっております。
水回りでも使用可能
「一人静タイプZ」の特徴として、水回りでもご使用いただけるという点がございます。先程も申し上げましたとおり、こちらの製品はフィルムで覆われています。ですので、水がかかっても中まで浸透することはございません。
グラスウール等の防音材ですと、すぐに水が浸透してしまいます。水が浸透しますと、防音効果が落ちてしまうだけでなく、すぐに劣化してしまいます。ですので、こまめなメンテナンスや交換作業が必要となってしまいます。
しかし、 「一人静タイプZ」 ですと水が浸透しないため、防音効果が落ちません。それだけでなく、メンテナンスも不要となりますのでその作業時間を省くことができ、長期間に渡ってご使用いただけます。
クリーンルームや水回りの防音でお悩みの方がいましたら、ぜひ一度お問い合わせください。