保育園の大型室外機の騒音対策@東京~上部と側面に防音壁を設置
明けましておめでとうございます!ソリューション事業部の登川です。
本年もよろしくお願い致します。
皆様は年末年始いかがだったでしょうか?私も久しぶりに家族や地元の友人に会って、充実した休みを過ごすことができました。新しい年になったので、気持ちも新たしく、前向きにやってまいります!
今回は保育園の室外機の防音壁による施工をご紹介いたします。
保育園の室外機の騒音対策
今回の事例は、東京にある保育園の大型の室外機の騒音対策についてです。室外機の騒音に関するご相談ですが、 室外機を使用されている方よりも、室外機が設置されている場所の近隣の方がご相談されるケースがあります。
また、騒音が気にならない場合であっても、各都道府県・市町村には、敷地境界線においての騒音規制値が設けられております。この騒音規制値は、地域環境や時間帯によって基準が異なりますので、新設する建物の管理者の方は注意が必要です。
さらに、近くに学校、高齢者施設、病院がある場合は、規制値より-5dbの基準がありますので、ご不安な場合は管轄の県庁や市役所に連絡いただければ、数値の確認ができます。
側面と上面を防音壁で囲う対応
今回のご案件は、敷地境界線に近い位置に室外機が設置されている事例になります。室外機が大型の場合は上方、小型の場合は正面にファンがつくため、近隣もしくは上階に稼働音が聞こえる可能性があります。
室外機は排熱があるため、全面を囲ってしまうと熱交換できず、室外機そのものの機能が低下してしまいますが、囲い方に注意すれば、騒音対策と機能維持の両立が可能です。
今回の施工は上面のファンが上階に聞こえるため、側面と上面を『一人静タイプA』で囲う形で対応いたしました。熱対策で少し隙間が空いていますが、結果として、68dbから55dbに低減することができました。
室外機の熱を逃がす仕様の防音BOXも製作可能
弊社の防音パネルは、丸のこカットができるほど加工性に優れているので、ある程度自由な形の防音カバーを作ることができます。
今回施工した防音壁の他にも、下記写真①のように、上部に隙間を設け、そこから音を逃がさずに室外機の熱を逃がす仕様の防音BOXも製作できます。
またこの防音ボックスには、空気調節が出来るように、天板の位置を変えて隙間を調節できるようにしています、お客様ご自身で空気の出る強さにあわせて調節する事が可能になります。
保育園の防音というと、園児の声が問題視されることも多いですが、弊社では様々な騒音問題の解決・対策を承ります。
騒音調査・お見積りは、お問い合わせよりお気軽にご相談くださいませ。