食品工場の防音壁施工工事~約10㏈程減少~
こんにちは!ソリューション事業部の登川です!
今年もあと2週間を切りました!社会人になると時間が経つのが早いと聞いておりましたが、実際に入社してからあっという間でした。
今年のブログは今回で最後ですが、また来年もよろしくお願いします!
今回は食品工場での施工事例です!
食品工場の防音壁設置作業を行いました!!
今回の現場では、屋上の排気口や設置ダクトの音が大きく、近隣の方々のご迷惑にならないようにしたいとのことで防音対策を検討されていました。
今回は屋外で中高音域の音を低減するために「一人静シリーズ タイプA」を選定しました。
写真は既にモーターを囲っているようですが、内部の反響により外に音漏れし約95dbほどでした(周辺の音は80db前後)。
工場の方2人と協力してパネル4枚を設置しました(上面部分1枚、側面3枚)。設置は電動ドリルでパネルとワクに穴を開け、リベットで固定しました(上面部分はワイヤーで固定)。今回の防音壁は約1時間ほどで完成しました。
音のレベルも95db→84db(ほぼ周囲の音と同じ)まで下がり、気になっていた低音も聞こえなくなりました。今回は測定の際に周囲の音を拾ってしまいましたが、弊社の防音パネルは周波数帯に合ったパネルを選定し、防音壁として立てかけるだけでも、約10~15㏈下がります。
基礎がなくても施工が可能です!!
一人静タイプAは1m×2mのサイズで重量が16㎏なので、男性2人いれば安全に作業をすることができます。
基礎がなくても屋外での施工が可能です!
屋外の防音対策は、パネルが飛ばされないように、基礎にアンカーで固定する施工が多いです。しかし、防音パネルを固定できるような基礎コンクリートがない場合の施工も行っていますので、対応が可能です。基礎がない場合の施工方法は、2パターンあります。
基礎がない場合の施工方法 パターン①
1つ目は、基礎を新たに作り、アンカーで固定する方法です。その土地の地質によって強度が左右されることはありませんが、施工期間が長くなり、コストが高くなります。
基礎がない場合の施工方法 パターン②
2つ目は支柱を埋め殺しにして、パネルをはめ込んでいく方法です。こちらは、施工期間が短いのと、コストが低い施工方法です。
以上、基礎がない状態で防音壁を設置する際のパターンでした。
弊社の防音パネルは、加工がしやすく、薄型・軽量です。なので、お客様の現場環境にあった施工の選択肢が多く、他ではできないことが静科ではできます!
騒音や防音対策は、ぜひ静科にお問合せくださいませ。