切削加工機械の騒音対策~作業スペース確保のためにキャスター付きの防音ブースを使用
皆さんこんにちは、製造部Sです。最近よく行くおでん屋さんにおでんの出汁割日本酒にはまっています。好きなおでんの具は大根と昆布です。
最近、切削加工機械の騒音対策のお問い合わせが増えていますので、 今回は切削加工機械に触れながら、 弊社の防音対策事例をご紹介したいと思います。
切削加工機械とは?
お問い合わせ頂いた切削加工機械の一つに、旋盤と言う機械があります。回転する台に加工物を(ワークと言う言い方をします。)を取り付けて、工具を押し当て削り出していく機械です。
もう一つはフライス盤です。旋盤とは少し違い、旋盤はワークが回転して刃物を押し当てていく機械ですが、フライス盤は刃物が回転して、ワークを削って加工していく切削加工機械になります。
どちらも金属加工に使用する機械なので、主に高い周波数帯の騒音源となります。
私は、職業訓練校時代に、両方の切削加工機械の扱いかたを学んでいました。金属を切削する音もなかなかうるさいですが、モーターで動いているので、そのモーター音もうるさかった記憶があります。
しかも、加工するワークもコンマ何ミリを目指すような精密部品を加工することが多いので、旋盤やフライス盤に支障が出ないように、防音対策することが求められていきます。
キャスター付きのパネルで防音ブースを設置
対応製品は『一人静タイプA』です。作業される方の作業スペースを確保しないといけない為、対策案としてはキャスター付きの一人静タイプAを使用し、L字型やコの字型に設置し、防音ブースを作る事をお勧めいたします。
これはブース内の反響を弊社の防音パネルの吸音効果で和らげ、作業の環境を改善する他に、近隣への影響を緩和することを可能にします。
昨今古くからある工場様の周りには、住宅が建設されていることが増えているそうです。近隣住民の方とのトラブルを避けるためにも、早急な対策が求められています。
弊社は工場向けのの防音対策用の吸遮音パネルを製造・販売・施工だけでなく、一般住宅の騒音対策にも対応しております。
騒音にお困りでしたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。