貸出用防音ボックスのご紹介~モーター、コンプレッサー、ポンプなどの小中型機械用のレンタルが増えております
こんにちは、製造部Iです。
先週末、非常に大型の台風19号が日本列島を襲いました。弊社工場のある厚木市は台風のルートのど真ん中のコースであり、近くにある相模川も氾濫するのではないかとの見立てがありましたが、なんとか一歩手前で踏みとどまってくれました。
事前の対策のおかげか建物への被害もほぼなく、台風の規模から考えると本当についていたと言えます。現在も各地で水害による被害が続いておりますが、一日も早く復興できるよう願っております。
さて、本日の記事では最近お問い合わせの増えている「貸出用防音ボックス」についてご紹介したいと思います。
防音効果を確認するのに最適な貸出サービス
静科では防音パネルやボックスの製造販売を主な事業としておりますが、パネル/ボックスの貸出サービスも並行して行っております。中でも無響ボックスは最近お問い合わせが増えており、小型~中型のモーター、コンプレッサー、発電機、ポンプなど、様々な用途でのお問い合わせがございます。
防音対策の失敗例として、事前に騒音源や防音についてあまり調べずに「えいや」で発注してしまい、結果としてあまり効果がなく予算を無駄にしてしまう、といったケースがあります。
弊社の防音パネルやボックスの貸出サービスは有償にはなっておりますが、実際に防音材を手元で試験できるため、こういった過ちを犯すことなく安心してご購入頂くことができます。
騒音の周波数に合わせて2種類のボックスをご用意
貸出用ボックスですが、中~高い音に有効な「一人静タイプA」を使用したものと、低い音に有効な「一人静タイプL」を使用したものの2種類ご用意しております。それぞれのタイプにつき、大きいサイズ(1000mm角くらい)と中くらいのサイズ(700mm角くらい)があり、ご用途に応じて使い分けが可能です。
ボックス正面は扉となっており、開閉して音源を入れます。また、本体の底にはキャスターがついているため、平坦な場所であれば簡単に移動が可能です。
防音効果については社内実験にて検証を行っており、非常に高い防音効果が得られております。実験では音源として90dB以上の非常に大きな音(低い音から高い音までを混ぜたもの)を使用しました。結果として90dBの音源が箱に入れることで50dBまで低減することができました。測定音源が鳴っていない状態での工場内の音が50dB程度でしたので、体感としてはほぼ音が消えたように感じます。
結果として90dBの音源が箱に入れることで50dBまで低減することができました。測定音源が鳴っていない状態での工場内の音が50dB程度でしたので、体感としてはほぼ音が消えたように感じます。
まずはお電話やお問い合わせにてご相談下さい
防音ボックスをレンタルしたい旨をご連絡頂ければ、ソリューション事業部よりお見積りをお送り致します。貸出サービスは大変ご好評頂いているため、すぐにお出しできない可能性がございますが、ご相談頂きしだい空き状況の確認を致しますのでお早めのご連絡をお願い致します。