薬品メーカーのクリーンルーム内の機械の騒音対策~粉塵を出さずに防音が可能
皆さんこんにちは。製造部のHです。私事ではございますが、先日曾祖母が100歳の誕生日を迎えました。今後も元気に長生きしてほしいです。
話は変わりますが、本日ご紹介するのはクリーンルームの騒音対策の施工事例です。
粉塵が出ない「一人静タイプZ」を使用
今回ご相談頂いたのは、とある薬品メーカーの方でした。クリーンルーム内の機械の騒音を抑え、作業環境を良くしたいとのことでした。しかし、一般的な防音材であるグラスウール等では難しい点があります。
それは、使用中に粉塵が出るという点です。クリーンルームで粉塵が出ることは大問題です。一般的なグラスウールですと、壁に貼り付ける際に塵が舞ってしまいまい、クリーンルームの役割が果たせなくなります。 そこで、弊社の製品が役に立ちます。
弊社の「一人静タイプZ」は、クリーンルーム用の防音パネルとなっております。弊社のスタンダードな製品の「一人静タイプA」にフィルムとパンチングメタルをはりつけており、粉塵が出ない仕組みになっております。
余談ではございますが、こちらの「一人静タイプZ」はフィルムが貼ってあるため、水周りでもご使用頂けます。実際に下水道の水路の防音などに使われており、ご満足頂いています。
内部確認用の窓(ポリ板)を設置
一般的なグラスウール等では、使用中に粉塵が出ると申しました。これは、防音用の施工をしている時にも同じことが言えます。弊社の製品なら、施工の際にも粉塵が舞うことがありません。
今回は弊社の工場でパネルを加工し、現場に郵送して施工といった流れで進めていきました。現場で加工しないので、加工による粉塵が出ませんので、クリーンルームの機能を損なわずに騒音対策が可能です。
最上部の写真をご覧いただくと、扉の部分に窓がついていることがお分かりいただけると思います。これはお客様からの要望で、稼働しているところを外から確認したいとのことでした。ですので、透明なポリ板をつける事で対応致しました。
最上部の写真が、実際に施工した画像になります。クリーンルームの内側に吸音パネル貼り付けることでご使用いただいております。今あるクリーンルームの内壁に張り付けるだけですので、施工時間も短く、施工費用も安く済みます。
弊社の製品には、様々な種類があります。お客様の状況に応じて、お客様にあった防音対策をご提案できます。音についてお悩みのことがございましたら、是非一度お問い合わせください。