シート製造機防音の施工事例@愛知県~配管やコンセント部分にも対応可能!
こんにちは!ソリューション事業部のHです。
最近は暑い日が続きますね。フランス南部では6月28日に観測史上初めて45度を記録したようです。驚異的な暑さですよね。皆様も水分補給を忘れずに体調にはくれぐれもお気を付けくださいませ。
さて、今回は愛知県にある某企業様の工場にて、95㏈の騒音を放つシート製造機が煩くて悩んでおり、従業員の安全衛生を考慮すべく、85㏈まで騒音レベルを下げたいとのご相談をいただきましたので、そちらの施工事例をご紹介いたします。
5方向から吸音・遮音が可能な防音室で対策
今回の解決策は床無し五面体の防音室を工場内に設置し、その中にシート製造機を閉じ込め音を低減させるという策でした。防音室の設置方法は、鋼材を建て、建てた鋼材に弊社製品「一人静タイプA」をはめ込み、ビスで止めるという設置方法でございます。
防音室は床無し五面体であるため、5方向から音を吸音・遮音でき、低減数値としては防音施行前は95㏈だったのに対し防音施行後は75㏈と、20㏈の低減に成功いたしました。
20㏈の低減というのは文字だけでは伝わりにくいですが、感覚的には周囲の騒音で会話が聞き取れないというところから、会話が可能となる感覚でございます。
因みに、85㏈を超える工場内での騒音は作業員の安全衛生面を考慮し、耳栓やイヤーマフ等何らかの処置を行わなければならないと労働省にて定められております。本案件では、目標である85㏈を大きく下回っておりますので、労働省の定める基準をクリアとなりました。
防音室の仕様とその他オプションについて
今回の防音室の仕様は下記項目の通りでございます。
- 使用パネルは弊社製品「一人静タイプA」
- 窓付き片開き扉 一か所
- 観音扉(両開き扉) 一か所
- 可視用の窓の取り付け 一か所
観音扉(両開き扉)に関しては、強度を上げたい場合はアンカー止めを行うと効果的です。
今回はこのような仕様の防音室ですが、設置場所や騒音物に合わせて下記項目の各種オプションをお選びいただけます。
- 配線の出し入れ口の取り付け
- 配管等の通り抜け用口の取り付け
- スライド式扉
- 折れ戸仕様
- 自動ドア(スイッチ式仕様とセンサー仕様をお選びいただけます)
その他オプションもご要望に合わせて加工が可能なケースもありますので、ご気軽にお申し付けくださいませ!
いかがでしたでしょうか?
弊社は防音メーカーです。防音室は勿論、防音ボックスや防音パーテーション、クリーンルームの防音まで、音でお困りなことがあればなんでもお任せください。