3Dプリンター用防音BOXをオーダーメイドで製作~ご要望に応じて様々カスタマイズ
みなさんこんにちは。製造部のHです。
最近物騒な事件が多いですね。先日の受刑者の逃走事件は、弊社の近くで起こったので警戒しながら勤務致しました。こういった事件には巻き込まれたくないですね。
突然ですが、3Dプリンターはとても便利な機械です。希望する形状が樹脂で作れるので、ちょっとした部品などの作成時には非常に助かります。ただし残念ながら、機械によっては結構うるさいものもあります。今回は先日弊社にて製作。納品した3Dプリンターの防音対策についてお伝えいたします。
3Dプリンター用防音BOXの仕様について
ページ上部の見出しの写真は、実際に設置された際の様子です。このように、3Dプリンターを全体的に覆う形状に致しました。使用した吸音パネルは、弊社の看板商品でもある「一人静タイプA」です。「一人静タイプA」を選定した理由として、次のことが挙げられます。
・軽量で設置や取り扱いがしやすい
・部材のほとんどがアルミなので加工が容易
・他の製品と比べて安価で作成できる
以上の3点により、今回のような防音BOXの作成には「一人静タイプA」が主に用いられます。もちろん他の「一人静タイプD」や「一人静タイプAプレミアム」などでも防音BOXの組み立ては可能です。お客様のご要望や状況、環境によって変更が可能です。
お客様のご要望に合わせて吸音パネルを加工しカスタマイズ
先程冒頭の写真を見ていただきましたが、「前が開いているから、ここから音が逃げるのでは?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しっかりその点も配慮しておりますのでご安心ください 。
前面への音漏れの対策として下部の写真 (写真②) のように、取り外し可能な扉を作成いたしました。ねじを使用することで、取り付け・取り外しが簡単にできるようになっています。今回は3Dプリンター用の防音BOXですので、クライアント様から全面のパネルのつけ外しができるようにしたいと依頼がありました。このように、お客様のご要望に合わせて吸音パネルを加工できることが弊社の強みです。
さらに写真②の右下の部分見ていただくとコードが伸びていることがお分かり頂けると思います。ここには、電源コードを通すために小さく切り欠きをいれております。こちらの切り欠きの大きさも、ご要望に応じて変更できます。
3Dプリンターは様々な大きさがございますが、防音BOXは様々な大きさに対応しております。こちらの記事をお読みいただき、3Dプリンターの騒音対策のイメージがついて頂けたら幸いです。3Dプリンターの騒音に悩まれている方いらっしゃいましたら、是非弊社へお問い合わせください。