【2019年5月21日】弊社の武 紘一が黄綬褒章を受章いたしました
平素より格別のご高配誠にありがとうございます。2019年5月21日内閣府の発表で、弊社の開発者 武 紘一(た け こういち)が黄綬褒章を受章いたしました。この場をお借りしまして、ご尽力いただきました皆様に御礼を申し上げます。
当社の主力商品であるハニカム構造防音パネル「一人静」の開発・製品化に成功し、年間900件以上の騒音相談を解決に導いております。特に、工場の中で働く従業員の安全・健康などに関わる環境改善に大きく貢献ができ、「健康経営」を取り入れる企業様の改善に協力をさせていただいております。
開発当初は高性能の防音パネルは市場では受け入れられにくいものでしたが、従来よりも薄型軽量化をはかったことで屋外のみの防音対策から屋内に対しての防音対策が可能となりました。2011年の東日本大震災は日本国全体の大きな衝撃でしたが、同時期に開発を進めていたスポンジ製吸音パネル(一人静Esprit)が仮設住宅に住み方々の騒音問題の役に立ちました。
パネル化の大きな利点として、輸送ができ、組み立てることでどの地域・どんな人がつくっても同じ性能を発揮できることができます。この点が海外においても工場騒音対策にMade In Japanとして各国の労働環境問題の解決を図っております。知的財産としては国内で16件の特許(2019年5月現在)、海外でも5か所(韓国、中国、アメリカ、EU2か国)を保有し、国内だけでなく海外においても基礎を築いております。
現在の取り組みは話題となっている「低周波」の低減を実現できる防音パネルの開発を行っております。こちらも、社会問題になる前から開発を進めており、今後大きな社会貢献ができるように開発を進めております。