イヤホンの大きな音量が耳に与える影響〜聴覚の仕組みと難聴の原因について
こんにちは!ソリューション事業部のTです!
社会人になってから運動不足のせいなのか、入社した頃よりもお腹がでてきた気がします……。なので、最近は運動のために仕事のあとは毎日歩いて帰っています!最初は景色を楽しんで歩いていたのですが、さすがにしばらく同じ景色を見ていると飽きてくるので、イヤホンで音楽を聴きながら雰囲気を変えて運動をしています。
大音量の音楽をイヤホン・ヘッドホンで聴いている方は多いのではないでしょうか?私も音量を大きくして音楽を聴いてしまいます。しかし、この行為はどのくらい耳にダメージを与えているか実感がわかない人も多いと思います。最悪の場合は難聴になってしまうかもしれません。
今回はそんな大音量の音が耳に与えるダメージについてのお話です。
音が耳から脳に伝わる仕組み!
そもそも、人間の耳という器官は大きく分けて外耳・中耳・内耳の3つに分けられらます。
外耳
外耳は頭の側面にあり、外耳で音を集めた音が鼓膜を振動させて中耳に伝えられます。
中耳
中耳は鼓膜の奥の部分にあります。中耳には、耳小骨(つち骨、きぬた骨、あぶみ骨)という3つの小さな骨があり、外耳から入ってきた、音を増幅して効率良く音を内耳につたえます。
内耳
内耳は、蝸牛と呼ばれるかたつむりに似た器官があり、そこでは伝えられた音量や音質を分析し、その情報を電気エネルギーに変えて聴神経へ伝えます。そして脳に伝わって初めて「聴く」ことが出来るんですね。
大きな音は耳をジワジワと確実に傷つけていた!!
イヤホン・ヘッドホンで難聴になる場合は内耳のなかの「有毛細胞」が傷つくことが原因です。この有毛細胞は音の振動をキャッチして脳に伝える役割があります。しかし、有毛細胞は大きな音、すなわち大きな振動をキャッチし続けることで抜け落ちてしまったり、傷ついてしまったりすることがあります。その結果、音をキャッチする有毛細胞が減ってしまうので、音が聞こえずらくなってしまうのです。
イヤホン・ヘッドホンの最大出力は使っているものにもよりますが、100db〜120dbです。耳にほとんどリスクのないのは65dbと言われているので、最大音量の60%に抑えて、耳を酷使しないことが大切です。
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