Loading...

株式会社静科

ARTICLE

記事詳細

    2019-03-28

    学生時代の研究で防音ボックス製作を経験~吸音と遮音を兼ね備えた高い機能性に惹かれ入社を希望しました

    皆さま初めまして。この度3月から入社いたしました、製造部のHです。

    未だに聞かれる志望理由

    余談ではございますが、私の出身地は熊本です。弊社が神奈川県だからでしょうか、「どうしてわざわざこの会社に来ようと思ったの?」とたくさんの人から聞かれます。一言で申しますと、「研究が防音関係だったから」です。学生時代の研究の調べものをしている最中に、弊社のサイトを発見し興味を引かれました。ちなみにその当時は防音ボックスを自作するという研究内容でした。今回は、その時の経験をお話ししたいと思います。

    防音ボックスを自作するのはとても大変

    防音ボックスを企業に頼むと、どうしてもコストがかかりますので、材料を買って自作されるする方もいるかもしれませんがとても大変です。加工自体はそれほど困難ではないですが、一番困難なのが材料の選定です。また、防音に関する知識を勉強する必要があります。

    例えば、防音と一言に言っても、音を吸収する吸音と、音を反射させる遮音とがあるということです。ですので、材料にも吸音材と遮音材というものがあります。この二つを組み合わせることで、より良い防音性能を得ることができますが、意外と種類が多いのです。

    吸音材として一般的に使われるのがグラスウールやウレタンですが、そのほかにもロックウール、石綿板、木毛板などがあります。自作となると、これらの材料の特性を理解し選定しなければなりません。私が行った研究でも、ここに時間が一番かかりました。やっとの思いで材料を選定しても結局材料費が高くなってしまいました。実際に制作してみても、非常に重く一面一面が分厚くなってしまいました。

    薄型で軽量さらに吸音と遮音を兼ね備えた高い機能性に惹かれました

    研究で防音ボックス製作を経験したからこそ、弊社の製品に惹かれ入社を希望し現在に至ります。防音ボックスを自身で作ろうとしても非常に困難です。薄型軽量ながら吸音と遮音を兼ね備えた弊社防音ボックスの高い機能性は、とても素晴らしいです。

    つい先日学校を卒業したばかりで慣れないことが多く大変ですが、音の知識や技術力を高め、人として成長していく所存です。今後ともよろしくお願いいたします。