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株式会社静科

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    2019-01-09

    車内騒音の原因四天王~風切り音・ロードノイズ・エンジン音・ビビリ音

    製造部②です。

    少し遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。本日は車の「車内騒音」についてお話したいと思います。

    車内騒音とは

    文字通り、運転時の車室内における騒音のことです。車内騒音は総合騒音として扱うだけでなく、その音源、発生条件、周波数帯域などから、いくつかの種類に分かれて扱われます。 車両の運転条件によって、車内騒音への影響の度合いが異なり、個々の音を特徴づけています。

    車内騒音の主な原因と対策

    車内騒音の主たる原因としては、以下の4つが挙げられます。

    ①風切り音

    車体にかかる風圧による風切り音です。ボディの形状やドアミラー、隙間が主な原因で発生します。特に、背の高い車種で発生しやすいのが特徴です。車の速度が上がるほど風圧も増すため、高速で走行中は際立って聞こえる音です。対策としては、ゴムやスポンジ材で、車体の隙間を埋める方法があります。

    ②ロードノイズ

    ロードノイズとは、道路から発生する音のことです。整備の行き届いていない道路や、速度の出る高速道路などを走行中に鳴る「ゴー」という音がこれに当たります。対策としては「デッドニング(制振)」が有効です。ロードノイズについては、過去記事にて詳しく記載しておりますので是非ご参照ください。

    関連記事:DIYで車内ロードノイズの低減化計画

    ③エンジン音

    車に乗ってエンジンをかけると、当然エンジン音が鳴ります。エンジンの音はエンジンルーム内で反響し、拡大したうえで車内に侵入してきてしまいます。

    エンジン音を抑える手段として、ボンネット内部に吸音材や制振材を取り付ける方法があげられます。音は密閉空間で反響することで増幅しますので、この反響を軽減するために、吸音・制振材を使う方法が効果的です。DIYで設置を行う場合は、カット加工しやすい素材をご選択ください。

    ④ビビリ音

    ビビリ音は、走行中の振動によって生じる「ジジジジ」「カタカタ」といった不快な音です。車体のネジなどの部品がゆるんでいたり、ダッシュボード内部の小物類などが振動することで発生します。

    ビビリ音対策には、まず原因の追究が必要です。音の発生源を特定するのは比較的難しいですが、ダッシュボードやシートベルト周りなど、ビビリ音が出やすいポイントを中心にご確認ください。音の発生源が判明したら、ネジやクリップを締めたり、パネルの隙間にクッションを貼るなどの対策がおすすめです。

    自動車の騒音には、上記以外にもさまざまな発生原因(スピーカーのノイズ、きしみ、ブレーキ音など)があります。走行中の車内騒音は会話の邪魔になったり、運転者の集中力を妨げる要因となります。静音対策製品は通販やホームセンターなどで、非常に多種多様なものが販売されていますので、ご自身の車に合わせた対策をお試しください。

    静科でも『一人静』という吸音タイプの静音材をご用意しております。過去記事にて、車内にEspritを設置されたお客様より、コメントを頂戴しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

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