音の響きやすい場所での歌・楽器の練習について
製造部②号です。先日、今年の紅白歌合戦の出演アーティストが発表されました。ダサかっこいいと流行したUSAダンスの「DA PUMP」、「Yoshiki」と「Hyde」のコラボ、2年ぶりに活動を再開した「いきものがかり」などが気になりましたが、他に驚いたのが平均年齢40歳の5人組、スーパー銭湯アイドルこと「純烈」の選出でした。
全国の健康ランドやスーパー銭湯でムード歌謡を歌う、マダムを中心に人気の大人アイドルだそうです。厚木インターを降りた先にある”東名厚木健康センター”という健康ランドでよくライブをやっており、地元民故にその存在は知っていましたが、まさか紅白に出ることになるとは失礼ながら思っていませんでした。初めての紅白、頑張ってほしいと思います。
さて、今回は「音の響く場所における歌/楽器の練習」についてお話したいと思います。
音の響く場所で練習すると上達の妨げになる?
いきなり結論から書いてしまいましたが、音の響きやすい場所での練習は、歌や楽器の上達には良くないと言われています。
皆様も経験があるかもしれませんが、カラオケに行った時のことを思い出してください。マイクにエコーが入った状態の方が入っていない状態より自分の歌がうまく聞こえる気がしませんか?実は音が反響するような場所では自分の実力以上に自分がうまく歌えている、演奏できているように聞こえてしまうそうです。音が響くことにより、本来聞こえるべき細かい部分や粗がボヤケて誤魔化されてしまうんですね。
吹奏楽部の学生さんなどは学校で練習されることが多いと思いますが、特に学校という場所は壁が固い素材でできていることが多く、反射しやすい所が多いです(廊下、教室、体育館など)。部活動などで全体練習をする際は音楽室が使えますが、個人練習する際には何か音を吸うような、柔らかい素材を壁に当てるなど工夫すると、自分の出している音が聞きやすくなるかもしれませんね。