音が我々に与える影響〜音で仕事も効率良く〜
こんにちは。製造部④号です。高校野球日本代表がこの間韓国に負けてしまいましたね。相手チームの選手が打ったホームランはボールが甘かったと言ってもかなりレベルの高いホームランだと思います。 次こそリベンジしていただきたいです。
今回ネットで面白い記事を目にしましたので皆様に紹介したいと思います。
『音が人に与える4つの影響』TEDの説明』
音の効果には心地いいものと、不快なものがあります。ジュリアン・トレジャーは、音が、人に与える大きな影響を4種類紹介します。
騒がしいオープンオフィスの衝撃的な事実について、注意深くお聞きください。
ジュリアンはこの世界がもっと美しい音で満たされてほしい、人々に、音に対して、もっと意識を向けてほしいと願っています。
さらに、ビジネスで音を有効に使うコンサルティングもしています。
ジュリアンの1番最近のプレゼンは、人を惹きつける話し方がテーマです。声も音の1つなので、彼はコミュニケーションについてもいろいろ研究しています。当然、ご自身も、講演が上手です。
長さは5分46秒。収録は2009年の7月。実際に音を聞かせながらのプレゼンなので、ぜひ聞いてみてください。日本語字幕のバージョンを貼ります。
英語や字幕なしはプレーヤーで調節可能です。動画のあとに抄訳を書きます。
人は無意識に音を聞いている
5分で、みなさんと音との関係を見直していただこうと思っています。日常聞いている音は、ほとんど偶然によるもので、たいていは、不快な音です。
(交差点の雑踏)人は交差点に立って、騒音の中で叫んでいます。まるで、騒音がないふりをして。
音をがまんしてしまうのが習慣になっているところをみると、私たちの多くは、音に対して、ほとんど意識を向けていません。
皆さんにお伝えしたいのですが、音が、私たちに与える影響は4つあります。
1.生理的な影響
(大きな目覚まし時計の音)皆さんのコルチゾールを上昇させてみました。「闘争か逃走ホルモン」です。
音は人のホルモンの分泌にいつも影響を与えています。さらに、呼吸、心拍数、脳波にも。
心地いい音も同様の作用があります。(波の音)この音は、1分間に12回です。たいていの人は癒されると感じますね。
1分に12回は、人が寝ているときの呼吸のサイクルとほとんど同じです。だから、休んでいる時を思わせるし、ストレスのない休暇中も思い起こさせます。
2.心理的な影響
私たちの感情にもっとも大きな影響を与えるのは音楽です。(アルビノーニのアダージョ)。この曲を聞き続ければ、誰でも悲しい気持ちになります。
自然にある音も、人の感情を左右します。鳥のさえずりを聞くと、安心感が生まれます。(鳥のさえずり)
私たちは何千年にも渡って、鳥がさえずっているときは、平和だと、学んだからです。鳥の声が聞こえないのとちょっと心配ですね。
3.認知への影響
2人の人が同時に話していると、内容を理解できません。(2人の人の話声)。
人が音の情報を処理する帯域幅(たいいきはば)は狭いので、このようなノイズの中では、(オフィスの音)極端に生産性が下がってしまいます。
オープンオフィスで働くと、静かな部屋で仕事をするのに比べて、生産性が3分の1、落ちます。
騒がしいところで仕事をしなければならない時は、鳥の声など心地のよい音をヘッドフォンで聞きながら作業してください。そうすれば、騒音の中でやる仕事の生産性が、3倍上昇します。
4.行動への影響
これまで見てきた影響を考えあわせれば、人の行動が変わらないわけがありません。
(テクノミュージック)こんな音楽を聞きながら、時速28マイル(45キロ)で運転できるでしょうか?
誰でも、不快な音は避けて、心地いい音のほうに向かうものです。もし私がこの音を出せば(ドリルの音)、即、みんな不快感を感じ、部屋を出てしまうでしょう。
いつもこういう音を聞かなければならない人は、健康を大きく害してしまいます。
小売店で流してる音楽の多くは、あまり適切とは言えません。むしろ、攻撃的です。これは売上に大きな影響を与えます。
音のせいで、売上の30%を失ってしまいます。
私たちは、音の環境(サウンドスペース)を整えることで、望むビジネスができるモデルを開発しました。
音楽はもっとも影響力のある音なのに、しばしば、誤った使い方をされています。
音楽がパワフルな理由は2つ。1つは、聞けばすぐにわかること、もう1つは、とても想起させる力が強いことです。
(例として、ビートルズの曲の冒頭と、ジョーズのテーマの冒頭)。
こんなにパワフルなのに、商業施設で、不適切に使われていますね。
この記事を見たときに私は音1つでこんなにも私達に様々な影響を与えているんだなと驚き実際に試してみようと思いました。
また、先ほどの記事の続きが気になる方がいましたら下記のURLからご覧ください。
今回音についての記事をご紹介致しましたが弊社は工場をメインに防音対策を行っている防音メーカーです。騒音のお悩みでご不明等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。