騒音トラブル〜些細な事が思いもよらぬ事件に発展した例
こんにちは。製造部④号です。夏の風物詩の高校野球も神奈川予選がもう終わろうとしています。今年は公立高校が私立の学校相手にご確認戦いとても見応えのある試合が多かったです。勝ち残っているチームの選手は悔いの残らないよう一生懸命頑張って下さい。
本日お話しする内容は、騒音問題についてです。ここ最近ニュースを見てよく耳にするのが騒音トラブルです。この間の美唄市の事件も犯行理由は調査中ですが、騒音トラブルが原因かもしれないとニュースで報道されていました。
過去には騒音トラブルが原因で思いもよらぬ事件に発展したこともあります。 今回はその中の1つをお伝えします。
1974年(昭和49年)8月28日、その日は朝から蒸し暑かった。神奈川県平塚市の団地の3階の奥村宅から、いつものようにピアノの音が聞こえ始めた。
「少しくらい遠慮すればいいものを、わざとやっていやがる!」
気温が高くなるにつれ、その音は奥村宅の真上の4階に住む大浜松三(当時46歳)の異常に高ぶった神経をイラつかせた。
午前9時20分ころ、奥村家の主人(当時36歳)が出勤し、妻の八重子(33歳)がゴミ袋を持って玄関から出た。それを見ていた大浜は刺身包丁を手に取ると、その奥村宅に走り込んだ。
ピアノを弾いていた長女のまゆみちゃん(8歳)の胸をひと突きして死亡させ、続いて傍らにいた次女の洋子ちゃん(4歳)を刺して死亡させたあと、マジックで襖に乱暴になぐり書きした。2人の子どもを刺しても、大浜の興奮はおさまらなかった。本当に憎いと思っていたのは母親の八重子であった。
(迷惑をかけているんだから、すみませんのひと言くらい言え。気分の問題だ。大体、来た時も挨拶にこないし、しかもバカヅラしてガンをとばすとは何事だ。人間、殺人鬼にはなれないものだ・・・)
そこまで書いたとき、八重子が戻ってきた。洗濯機のスイッチを押し、それから子ども部屋の隣りの居間に入ってきた。大浜は居間に飛び込むと、ためらわずに八重子の胸を狙って刺身包丁を突き刺し死亡させた。
このように騒音でのトラブルが思いもよらない重大な事件に発展してしまい。誰もいい思いをしない結果を招いてしまいます。
弊社でもピアノの練習をしたいから防音対策を行いたいなどのお問い合わせは多くあります。 お互いが気持ちよく過ごせるように防音対策などはしっかりと行いこのような事件は減らしていきたいですね。
騒音対策について、不明点やご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。