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株式会社静科

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    2018-01-27

    振動が少なく吸音が難しい低周波~弊社の低周波用の吸音パネルで対策できます

    こんにちは。製造部④号です。

    今週はまさかまさかの大雪で予想以上につもり交通機関の乱れもありましたね。私は車で通勤していて、たまたまスタッドレスに変えていたのでよかったのですが、帰る途中で乗り捨てされている車が何台もあり驚きました。 

    本日は去年私が入社して学んだ音の知識をお伝えしたいと思います。

    音の正体は振動~ 高周波や低周波の違い

    皆様は音の正体はご存知でしょうか。いざ、聞かれてみるとわからない方も少なくはないと思います。音とは「振動」です。よく子供の頃に糸電話などをしたことはないでしょうか。あれはコップから糸に伝わり相手のコップまで振動が伝わって相手に聞こえる仕組みになっています。実際に糸を指などで触ったりすると相手に声が届きません。

    また、高周波や低周波の違いもその振動にあります。高周波は細かく振動して振動の回数が多いです。それに比べて低周波は振動の数が少なく、あまりエネルギーを消費しません。

    この振動の違いによって吸音のしやすさも変わっていきます。もちろん吸音しやすいのは振動の多い高周波です。なぜ振動が多いと吸音しやすいのか。それは鬼ごっこでイメージしていただくと分かりやすいかと思います。

    振動が少なく遠くまで響く低周波

    鬼ごっこの時に鬼から全力疾走して逃げるタイプと、隠れて体力を使わずに逃げるタイプの人達がいたと思います。どちらも同じ時間鬼から逃げていたのに全力疾走で逃げる人の方が明らかに疲れますよね。

    音も同じで振動するのに体力を使います。吸音材の中で多く振動すればそれだけ体力もなくなります。低周波は振動も少ないのでその分体力を使わず吸音する事が難しいのです。

    このような理由で、高周波が気になるとおっしゃられていたお客様も、いざ防音してみると、低周波が吸音できておらず低周波が気になるなんて事もよくございます。また低周波の方が振動も少なく体力をあまり使わないので、遠くまで響きます。除夜の鐘が遠くに響くのもこれが理由でもあります。

    弊社製品「一人静」は低周波用の吸音パネルです

    弊社には振動が少なく防音しづらい、低周波用の吸音パネル(一人静タイプL)などもございます。また様々なタイプのパネルがあり、様々な加工方法もございますので、より、多くのお客様のお力になれると思います。

    何かご不明な点や疑問などがございましたらお気軽にお問い合わせ頂けますと幸いです。